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LUXMAN D-05を購入(2)

< 「LUXMAN D-05を購入(1)」から続く >

向かった先は、2年前に音楽出版社勤務時代の後輩から紹介してもらった、秋葉原テレオン

購入候補は、デノンDCD-SA11、同じくデノンDCD-1650SE、マランツSA-13S2、そして購入に至ったLUXMAN D-05の4機種だ。DCD-SA11はこの中では高価格だが、後継機の発売が近く、割引率が高いのだそうだ。

スピーカーは、現有機器のハーベス、コンパクト7の後継機。アンプは、現有のエレクトロコンパニエの適当な代用がなく、オーソドックスにデノンPMA-SA11とした。

On_bach_2試聴CDは、いつも使うシャイー&クリーヴランドの春祭に加え、現状のマイ・ベスト・オブ・ベスト、ヒラリー・ハーン、バッハのソナタ&パルティータの2枚。

まずはデノンDCD-1650SE。デノン定番の1650であり、AEのモデルチェンジ新製品ではあるものの、さすがに今回の他3機と続けて聴いてしまうと、聴きやすいがすべてにまとまり過ぎ。格の違いを見せつけられて(聴かせつかれて?)しまった。

またデノンDCD-SA11は、あくまで音源に忠実な誠実さは4機種随一だった。が、かつてサンスイの最高峰プリメイン、907リミテッド(だっけ?)と現有のエレクトロコンパニエを聴き比べたときのことを思い出してしまった。忠実過ぎて、本人らしさがよくわからなかったのだ。

01_4そして、マランツSA-13S2LUXMAN D-05。それぞれに基本に忠実ながら個性を持つこの2機種は甲乙つけがたかったが、最終的に、ヒラリー・ハーンのバッハの音の好みで、LUXMAN D-05に決めた。音のピュアさ、自由な軽やかさ、宇宙に、永遠につながる感じがわずか一歩勝っていたのだ。

しかしオーディオは、そもそも真剣に聴いて初めてわずかな違いがわかる世界。まして同価格帯の国産製品同士は、違う違うと言っても針小棒大な表現によるものだ。だから、好きなディスクを聴いたときの五感、体感、インスピレーションで決めるしかないのだろう。

ところでシャイーの春祭については、そもそも最近オーケストラは生でばかり聴いているので、この組み合わせであっても少々無理めな感じがしてしまった。

あ~スピーカーも買い替えたい!! でもでも先行きの生活すら保障されていない平成な状況を何と心得る(怒)! と自分を戒めたい気分の、盛夏の夕暮れでございました・・・

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LUXMAN D-05を購入(1)

09年5月に、「ルボックスのC221ついに全壊」の記事を書いてから3ヶ月。ようやく、新しいCDプレイヤーを購入した。

このとき全壊と書いたものの、レンズクリーナーを何回かかけながら再生させると、意外に止まらずいくこともあり、そのまま騙し騙し使用していた。が、ここへきて、さすがにそれも限界になってきた。

先日はなかなか好調で、愛聴盤であるバーンスタインNYPOのシベリウスの2番をいい感じで聴いていた。ところが、4楽章ラスト2分で突如停止。すっかり自分と音楽の間に機器が介在することを忘れて音楽に入り込んでいただけに、これはつらい。

そこでオーディオ店の知り合いにもろもろ相談したところ、手持ちのルボックスの修理は不可能かもしくはかなりの費用がかかることもわかり、購入を決心した。

しかし15年前に、現在の海外製品でオーディオを一新した時から、日本も変わり、オーディオの世界も変わった。平たく言うと、ますますハイエンド製品とその他もろもろの間に、二極化が進んだようなのだ

手持ちのルボックスと同程度の、買値20万台の輸入CDプレイヤーには、手頃な製品がないと言う。なるほど、オーディオの趣味を続けていて今も海外製品を買うような人は、広大な土地建物を持ち、将来にわたり金にも不自由しない人に限定されてきているのだろう。だから、マーケットに対応して製品もハイエンド化。

いっぽうそうでない人たちは、以前はオーディオに興味はあったが、今さらそんなものにカネをかけず、パソコンや携帯型音楽プレイヤーやラジカセで音楽を聴いているに違いない。

確かに平成の時代と自分の環境を鑑みると、向こう10年ですら、生き抜けるかどうか見通しが立たない。今が昭和なら、終身雇用に右肩上がりの給料にそこそこの退職金をあてに、ここで一気にグレードアップをはかったのだろう。が、そんな夢のような時代は、すっかり郷愁の彼方となった。

ということで二極化コアマーケットから中途半端な自分は、ひとまずは現状維持もしくは若干のグレードダウンも視野に入れ、今日、秋葉原のオーディオショップに向かったのであった。。

( 「LUXMAN D-05を購入(2)」に続く)

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