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SAGA 佐賀

3日ほど佐賀に行ってきた。22年ぶりだ

佐賀の諸富には、叔母2人が住んでいる築130年の家がある。写真を見て「トトロの家、いつか行ってみたい」と言っていた小さかった娘も大学進学が決まり、いい機会なので訪ねてみることにしたのだ。

佐賀の田舎ぶりは、歌に歌われるほど。駅前や県庁辺りから少し離れただけで広がる田園風景は、あいも変わらずだ。というか、ますます過疎な感じが進行しているような気がしないでもない。

諸富の家は相変わらずだった。ますます風格を増していたというか。中に入るとすっかり異空間だ。なんだか、(意味合いが逆転しているが)テーマパークに入ったようだ^^;

ここからほど近い筑後川まで車を走らせる。川の反対側は、のだめの最終回のクライマックスシーンで使われた、大川だ。中学生のときに、蒸気機関車の写真を撮影するためにここに訪れた。当時の佐賀線の可動橋は、今は鉄道が廃線となったため、長い長い歩道橋になっているのだ。

見慣れぬ鳥が集団で川岸を歩いている。飛んで初めてわかったのだが、かもめの集団だった。羽を広げると大きく見えるのだが、普通にしているとこんなに小さかったのか。

夕食をどうしようかと、叔母に繁華街はどのへんか聞いたのだが、「ない」とのこと。実際に駅前通りを散策してみたが、確かにその通りだ。そんななか、今働いている会社の看板が突如目の前に現れて、おぉっと驚く^^;

翌日は佐賀の銘菓、まるぼうろを買いに、「北島」のお店に寄った。北島のまるぼうろを食べるのも何十年ぶりだろうか。最近人に説明するときは、「クッキーとカステラの真ん中ぐらいのお菓子」と表現する。その絶妙な食感に、幼少時代これをよくおやつにしていた時分を思い出す。

佐賀空港への道は、これまたとてつもなく何もなく、一面に畑とたんぼが広がる。視界が広過ぎて、オアフ島のノースへの道をふっと思い出しました

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冬木透CONDUCTSウルトラセブン

冬木透指揮 東京交響楽団 オペラシティ

サウンド・アンビション合唱団 中西圭三

交響曲「ウルトラコスモ」、交響詩「ウルトラセブン」、「ウルトラ警備隊の歌」、「ワンダバメドレー」

ゲスト:森次晃嗣、ひし美ゆり子、満田かずほ、飯島敏宏

ということでmixiのウルトラセブンコミュでの告知では一時炎上したりもしておりましたが、無事本演奏会が開催^^

水曜、木曜と西本智美の「復活」だった東響が、気分も新たにウルトラセブンのサウンドを見事に奏でてくれました

改めて冬木氏が描いたセブンの音楽を交響詩「ウルトラセブン」として俯瞰してみると、それはときにメシアン、ときにショスタコーヴィチも思い起こすようなきわめて20世紀的なものでした

存在への不安、破滅への危機感、織り成す暗黒と光、神秘・・・

セブン全編自体が夜や宇宙の闇が象徴的でしたが、音楽もまた然り。「希望的な終曲」のような明るいものや「ウルトラ警備隊の歌」のような勇壮なものは、やはり一部分なのだと感じました。

ゲストには、森次晃嗣さん、ひし美ゆり子さんも^^ DVDやネットの写真などで、その後お歳を召されたお姿は拝見していたのですが、生でツーショットを見られるなんて!

しかし、ひし美さんのかわいらしいこと! こんな「イケてる」60代女性を見たのは生まれて初めてです^^ ずっと音楽のトークが展開されているなかで、ちょっとおボケな回答に突っ込まれていたりして、このあたりは撮影当時の関係のまんまなんでしょうね。

それにしても、会場は40,50代男性で満員御礼。オペラシティの男性トイレでこんなに並んだのは初めてです^^; 初回放映から42年経ってこの集客力! あらためてセブンの偉大さを感じます。

望むらくは、8話のメトロン星人でのフルートとピアノのための協奏曲、12話のスペル星人でのディヴェルティメントなど、実相寺監督作品向けの古典派的な音楽も聴きかったです。まあ、あらたに編曲しないと無理ですから、それは贅沢な望みですね。

それにしても「クラシック音楽の演奏会や、ウルトラセブン全49話のコメントを掲載しています・・・」という自分のブログの説明文、この両方を同時に満たす記事が書ける日が来るとは、感慨深い一夜でした。

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09年3月7日 新日フィル トリフォニー定期

指揮:ダニエル・ハーディング

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

ラヴェル:ラ・ヴァルス

ベルリオーズ:幻想交響曲

土曜マチネの新日定期に、トリフォニーまで行ってきました。

しかし相変わらずのハーディング。どのフレーズも磨き抜かれて、新しい。というか今日は、まるで「ハーディング:新演出」とでも言うべきレベルで、楽譜にないこともたくさんあった。

全体的に、洗練されてすっきりした音色。トリフォニーの響きともあいまってか。ラ・ヴァルスも幻想も、蛮刀で豪快に切っていくような演奏も一般的だが、その対極

幻想の2楽章では、指揮者の両側にハープを2台ずつ配置し、オケの最終音が消えたあとにハープの音だけが残るという、凝った仕掛けだ。

今日のプログラムは名曲演奏会でもあるような3曲だが、さすが定期でハーディングが扱うと、これまでに聴いたことがないような音作りをしてくれる。

しかしいっぽうで、最近は慣れていない休日のマチネのせいもあってか、演奏に入り込めない。終始、「あちら側」で演っていて、自分と音楽の間に透明の壁があるような気がしたままだった。たんに自分側の問題だけだと思いますが。。 

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