09年1月15日 ヒラリー・ハーン リサイタル
(09年1月7日ヒラリー・ハーン&リッターのアンコールはなんとパガニーニのカンタービレ! 、1月7日ヒラリー・ハーン&リッター(続き) もどうぞ^^)
ということで1月7日に続き、15日のオペラシティにも行ってきました。
7日は、シンガーソングライターのジョシュ・リッターとのコラボレーションだったが、15日は、オーソドックスにピアノのヴァレンティーナ・リシッツァとのリサイタルだ。
プログラムの中心は、アイヴズのソナタ3曲と、イザイの無伴奏2曲。もちろんどちらも素晴らしいのだが、この両方を聴くと、やはりイザイの無伴奏のほうが印象が強い。
それは、曲自体の持つ情感に訴えるエネルギーもさることながら、ハーンのヴァイオリンのみですべて完結している小宇宙に吸い込まれるような気持ちになることに起因するのだろうか。
オープニングの4番も相当なものだったが、休憩後の6番はどこまでの高みにまで達するのか、怖ろしい気分になるほどだった。今日もハーンを見ていると、女神様が降臨してきているようにしか見えなかった。
その音楽の女神様が、1曲終えるたびに軽くお辞儀して観客ににこっと微笑みかける。あぁ、「地球に生まれてよかったーーー」ってやつかも^^;
【ところで観客は・・・】
ところでその観客のことを言うと、7日は演奏中は水を打ったように静かだったが曲の最終音の余韻をかき消すような拍手が残念。いっぽう15日は逆で、演奏中のセキや雑音は多かったのものの拍手は一呼吸おいてからで上出来。 どうしてこういう違いが生じるのか、不思議なものだ。
そして今回も出ました迷惑野郎。6列め、30代ふうバカップル! 演奏中ベタベタくっつき手と手をからめあい、女は男の肩に何度ももたれかかり、座高の高い男の頭が左右に揺れてステージが見にくいこと極まりない。いい歳して脂っこいデートなら場末の飲み屋にでも行け。
【サイン会、そして家に帰り・・・】
そして、恒例のサイン会。長蛇の列だったのですが、ハイスピードの展開でほとんど待った気もしないうちに終わりました。地方ではもう少しゆったり感じで、直接書いてもらったり、本人がにこっとしてくれたり、だったそうで、こういう場合は地方のほうがいいのかと思ったりもしました。
それにしても、全国すべての演奏会後にファンのための時間を割くなんて・・音楽も容姿も人格も素晴らしく、もはや人間の域を超えています・・・
家に帰って、プログラムの曲を反芻して余韻を楽しもうと思ったのだが、今回の2日間のプログラムで、ハーンの録音によるCDは全くなし。
せめて、イザイとかエルンストぐらいは同時にCD発売してほしいところです。最大の希望は、バッハのソナタとパルティータの残りの3曲なんですが^^;
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