08年12月28日 東響 第九演奏会
今年も仕事を終え、計30回めになる最後の演奏会は、東響の第九だ。指揮は、例年どおり秋山和慶。
毎年言っているが、コアなオケファンのなかには、普段演奏会に行かない人が大挙して押しかける第九を敬遠する人もいる。しかし自分は、もはやこの曲なしでは年を終えられない。これを聴いて澱を溶かし、精神を浄化し、厄を祓い、人の未来に希望を持って年を越すのである(笑)。
今年はさらに極めて、7月のチケット発売日に、没入しようと1枚だけ購入。座席もS席マイベストのLC通路脇。迷惑客の影響も被りにくい。万全の体制だ。
しかし、秋山和慶の第九、昨年も充分な出来だったが、今年はそれを凌ぐ完成度だった。昨年のように1楽章と3楽章の中間部でテンポを落すことはなく、それが功を奏し高い緊張感を保持したまま、圧倒的な推進力を持って展開されてゆく。3楽章のホルンが大きくソロをはずしても、大きな瑕疵にならないほどだ。
いっぽう、途中でついつい来し方行く末に想いを馳せてしまい、そうすると仕事の濃い案件が目白押しなだけに、気持ちが飛んでしまう瞬間も。。
そして4楽章。これも見事な出来。肝心な箇所で合唱団員のくしゃみの音かもしくは何か倒した音か雑音が響いたり、バスソロの出だしが大雑把だったり、ソプラノソロが代役だったようで厳しいものがあったりしたが、これもまた大きく構築された音楽を壊すほどのものではなかった。
【終了後・・・】
東フィル定期を同行している友人と、今年の演奏会の振り返り。昨年は、友人のほうが1.5倍ほど多く行っていた記憶があったが、今年は30回前後でほぼ同数。今年のマイベストについては、次回記事にでも。。
その後、20代前半に通っていた英会話学校で知り合った同じ大学同期の友人たちと、青山キラー通りのイタリアン「タヴェルナ・アズーラ」へ。いつも元気をもらうポジティブな仲間とこんな年末押し詰まった日曜夜に久々に集まると、しみじみとしてしまう。ふと気付くとこの店、8年ぐらい前に一度来たことがあるところだった。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 09年6月26日 東フィルサントリー定期 『椿姫』 コンサートスタイル・オペラ(2009.06.28)
- 09年6月11日 トリオ・ディ・クラローネ 演奏会(2009.06.14)
- 09年6月10日 クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル(2009.06.13)
- 09年6月3日 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 演奏会(2009.06.04)
- 学芸大附高オケと筑波大附高オケ(2007.09.09)


コメント