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08年7月6日 エルムの鐘交響楽団 第21回演奏会

指揮:中橋健太郎左衛門 ヴァイオリン:藤原浜雄

バルトーク:ハンガリーの風景、ヴァイオリン協奏曲第2番

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 (アンコール:アンダンテ・カンタービレ)

今年の2月に刊行した本で、装丁と本文イラストをお願いした、イラストレーターのこやまけいこさん。彼女が所属するオーケストラ、エルムの鐘交響楽団の演奏会に行ってきた。

Photo_3その本では、2コママンガのネタを一緒に考えたりなかなか楽しい仕事だったのだが、最近ではこやまさんは、 コミックで出会った名曲たち」(ジェネオンエンタテイメント)で、「夏のポルカ」というマンガを描いている。とても親しみやすくてかわいいタッチが、かなり自分のツボにはまっているのです。

さて、こやまさんの所属するエルムの鐘交響楽団は、北大OBOGを母体とするアマチュア・オケ。さすが、北のオケだけあって、なんとすでにシベリウスの交響曲は全曲演奏ずみなのだ。演奏機会の極端に少ない、3番、4番、6番なんかも。何しろ、過去20回の演奏会でシベリウスを21曲演奏と、筋金入りだ。もっと早く注目しておけばよかった^^;

今日のプログラムは、バルトークとチャイコフスキー。やはり、ドイツ、オーストリアものよりも、北欧、東欧、ロシアあたりの曲が得意なのだろう。オケの音色も、こういった民族楽派の作品が似合っている。

ところで、自分は以前、『バルトーク物語』(音楽之友社)という書籍を編集したことがある。原書はハンガリー語で書かれたもので、バルトークの生涯を子どもにも読めるようなやさしいタッチで綴ったものだ。なので、バルトークの生涯にはくわしく、人としても親近感を持つのだが、どうにも彼の十二音を駆使した音楽は受け付けないのだ

いっぽう、バルトークが生涯をかけて収集した民謡をベースとした曲は、非常に馴染む。そんなわけで、今日も「ハンガリーの風景」は、かなり感情移入しながら聴いていた。木管が音をつないでいき、それを受け継いだ最初の弦のトゥッティでは、その音色の拡がりがタイトルどおりにハンガリーの情景を彷彿させるようだった

それにしても、クラリネットのトップの女性は名手だった。音の入りに若干の問題はあるものの、深い情感を湛えた音色はクラリネットならではの味わいに満ちており、また音圧もしっかりとしていて、聴き手を魅了するのに充分なものだ

また悲愴はなかなか堂に入っていた。もちろんアマチュアなのであちこちに綻びが見られるのは当たり前のことだが、弦、管、打のバランスがよく推進力もあり、アマオケにありがちな聴いていて不安にさせられるような箇所はどこにもなかった。なかなかしっかりしたアマオケだと感じた。

アンコールは、同じくチャイコの、アンダンテ・カンタービレ。これは少し練習不足だった気がしました。それより、出番のない弦以外の人たちがちょっとかわいそうな気もしましたが。。^^;

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コメント

遅ればせながら、ご来場ありがとうございました。
ピンとくるプログラムの時があったら
いつでもお誘いしますんで声をかけてください。
ちなみに、次はシベ5メインでだったん人とエニグマです。
シベリウスも2週目に突入らしいです。(^ ^;)

投稿: こやま | 2008年7月11日 (金) 11時35分

こちらこそ、ご招待ありがとうございました!

次回は、シベ5だけでなく、だったん人とエニグマとは! なかなか自分のツボです^^;

またぜひ、よろしくお願い致します^^

投稿: paienne | 2008年7月12日 (土) 12時25分

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