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08年5月11日 東京バレエ団 モーリス・ベジャール追悼特別公演

「ギリシャの踊り」 振付:モーリス・ベジャール 音楽:ミキス・テオドラキス

「火の鳥」 振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴル・ストラヴィンスキー

「春の祭典」 振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴル・ストラヴィンスキー

とてもとても久々の、バレエ公演。そのいきさつは、前回の記事に書いた通り、マイフェイバリットなオケ曲のなかのバレエ曲について、「バレエ付き」(笑)で観てみたくなったのだ。

(ちなみに、本ブログの書き手は、オケのコアファンで、バレエは初心者です^^;)

【ギリシャの踊り】

人気も実力も、今や押しも押されもせぬ日本の第一人者である、上野水香さん(今日観た後から知ったのですが^^;)が、「ハサピコ」に登場。

観ているときは上野さんの予備知識はなかったのだが、その腕の使い方と表現力は圧倒的。写真を見たら、お顔も日本人離れした美形で、近くでも見てみたかった。

この「ギリシャの踊り」は、初めて見る限りはストーリー性はなく、抽象的に展開。ギター系の重奏に笛系の旋律が乗る音楽が、ポルトガルとかスペインっぽく、それがギリシャの音楽なのだろうな~と思いつつ、抽象芸術を楽しむモードに頭を切り替えながら見ていました。(我ながら情けない感想^^;)

【火の鳥】

チラシを見ると、火の鳥の時間配分は25分。これは1919年版演奏会用組曲の時間である。今日は45~50分かかるはずのバレエ全曲の心づもりだったのだが、これはどういう展開になるのか、読めないままで本編を迎える。

始まってみると、音楽はまさに1919年版組曲を使っている。で、8人の黒い衣装の男性コールド(群舞の人たちとのこと。今日覚えました^^;)を従え、赤い衣装の男性が1人、主役を務める。

あれ? この赤い人は火の鳥なのか、イワン王子なのか。また、カスチェイ一党の凶悪な踊りの音楽の場面でも、魔王じみたモノは出てこない。きわめてシンプルに、この1人+8人で進んでゆく。

ベジャールによる「火の鳥」は、火の鳥を主人公にすえてシンプルに、そして「ギリシャ~」と同じく抽象的に展開するものだと知りました。(またまた情けない感想。)

【春の祭典】

初心者としては、今日の演目のなかで春祭がいちばんわかりやすかった

第1部の大地への讃仰では、うつぶせになった20人ほどの男性陣が、代わる代わる上体をあげて、全員が立ち上がるところから始まる。春の兆しや生命が胎動する様子が、音楽とあいまってよく表現される。

第2部の生贄の祭では、今度は20人ほどの女性陣がうつぶせになっているところから始まる。第2曲、3曲と進んでいく節目節目で、生贄の乙女が選ばれ、あっという間に女性ダンサーのみで生贄の儀式のステージが形成される。これは圧巻だ。

その後男性陣も現れ、ステージを取り囲み、儀式は進行する。見覚えのあるシーンが続いたこともあるが、火の鳥に比べると、かなり具体的で原典にも近いのでわかりやすかった

「バレエに関する素朴なQ&A」に続く)

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