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第118回簿記検定試験 自己採点では89点

昨日「第118回簿記検定試験(3級)を受験」したが、今、自己採点をしてみた。

簿記の試験は記入欄が多く(今数えてみたら、約120あった)、直接解答用紙に書き込んで提出してしまうので、自分がどう解答したかが正確にはわからない

なので、もう一度自分で問題を解いてみての確認作業となる。

TACのHP掲載の解答とてらしてみると、最初の1時間で順調に解いた第1、2、4、5問は満点、後半難儀して時間が足りなくなった第3問は、32点満点の21点だった。

合計で89点。70点以上が合格なので、これはクリアしていることになる。

しかし、本当に昨日も自分がこのように解答しているかはわからない

さらには、第3問、第5問は部分点なので、あくまでTACの予想。どこが採点の対象になるのかは、主催の商工会議所でしかわからず、これが(たぶん)非公開なのだ。

合格通知は3月末。まあ、人事を尽くして天命を待つ、しかないんですが、早く結果が知りたいところです^^;

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第118回簿記検定試験を受験

今日、「検定試験まであと13日」の記事に書いた、簿記検定試験3級を初受験した。

東京は昨日に続いて強風。家を7:30に出てから会場に着くまでの1時間で、すっかり身体が凍てついてしまった

しかし、休日の早朝に起きて、受験票を片手に大学の門をくぐるのは、約30年弱ぶり。しかも2月末というのは、季節も一致して、懐かしい。

試験は2時間で5題。最初に配られた3枚の解答用紙を見て、難問・奇問の類いがないことがわかり、かなり安心する。

問題を見ても、やはりオーソドックスなものばかり。第2問が各取引の該当補助簿、第4問が擬制のない三伝票、第5問が最もシンプルな精算表。これはラッキーだ。

ここ1、2週間はハードルの高い様々なパターンの予想問題をやっていたので、これは行ける、との思いを強くする。

しかし、いざ問題を解き始めると、なかなかスピードが上がらない。やはり、これまで自宅学習だけしかしてなく、模擬試験のような場所を変えての本番形式のシミュレーションもしていないから、いきなりの本試験で、緊張感が生じているのだろう。

それでも、オーソドックスな問題に助けられ、第3問以外の4問を最初の1時間でおおむね解答できた

しかし最後に取り組んだ第3問は、問題をよく見ると、実はひねりがあることがわかる(1月中の取引なので再振替がある)。それですっかりあせる。疲れも出てきて、なかなか作業が進まない。

問題最後の作業(31日の仕訳)は最も時間がかかりそうで、もう時間がないのでこれはあきらめ、各勘定を集計して解答用紙への書き込みを始める。すると、そこでももう一箇所、ひねりが入っていることがわかり(残高試算表でなく合計だった)冷や汗をかく

もう完全に時間が足りなくなったので、第3問の完全解答を断念し、いかに部分点を積み上げるか、という戦略に変更する。このあたりの切り替えは、大学受験の頃の「昔取った杵柄」が役に立つ^^;

そしてあと5分のコールを受けて、全体でやり残した部分の細かい点のフォローに入る。(解答速報を見たら、その5分でやった2問で5点積めていた^^)。

そこで2時間が終了。改めて回収前の解答用紙を俯瞰すると、末尾一桁を「5」と書くべきところを、全く意味なく「3」と書き間違えているのを発見(精算表BSの合計値)。自分で自分が理解不能な一瞬だ^^;

非常に疲れたが、突然採点方法が変わっていたりとか、根本的な自分の思い違いなどがなければ、まあ合格点の70点は取れているかも、です。

【しかし、この解放感。。】

街は相変わらず強風が吹いているが、天気はいいし、光はすでに春のもの。しばらく勉強を続けてきて、受験を終えて春の兆し。。というのは、本当に受験当時がフラッシュバックしてくる。

今回の簿記検定試験は、年3回もやっているし、とくに3級はきちんと学習すればある程度誰でも受かる類いのものだし、これだけで人生が変わったりもしない

いっぽうで、仕事の必要上やらないと。。と思い始めてから今回の初受験まで、紆余曲折を経てもう1年半が経っていたので、その意味での解放感は格別だ。

これでしばらくは、土日もフルに好きなように使えるし、仕事から帰ってきた平日の夜に時間のアキを見つけようとしなくてもいい

年末年始に一切しなかった部屋の整理もしたいし、HDDに録画した映画や開封していないCDもたまっているし、しばらく本も読んでいなかった

全く、不自由している期間があるからこそ、こんな至福な解放感を味わえ、何でもないことが有り難く思えてくるものだと、つくづく思います。

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08年2月22日 東フィルサントリー 定期公演

渡邊一正指揮、小山実稚恵ピアノ

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番、交響曲第2番

サントリーホールが07年4月から8月まで改装だったため、定期演奏会の日程が年度末につまっており、ここのところ毎週のように演奏会がある

そんななか、仕事が多忙なのと検定試験の勉強があるので、チケットを売ったり、途中で帰ったり、行かなかったり、という日も増えている。

今日もかなり迷ったのだが、前半だけでも聴いて帰るつもりで、サントリーに向かった

協奏曲3番の第一主題、小山さんのタッチは繊細で丁寧で、絶妙なうたい方だった。しかし最近、日によって違うオケかと思うことの多い東フィル。

17日のハーディングのときの、キラキラとして充溢感のある音色を出していたオケと同じとは思えず、それがラフマニノフならではの響きを追及したから、という訳でもなさそうだ。

小山さんも、もちろん充分な技量は堪能できたものの、オケとあいまってしまい、こちらの気持をかき立ててくれるところまではいかなかった。

ということで、試験2日前なので休憩で退出。友人と軽く飲んで帰途に着きました。

そして夜、小一時間の学習。。こんな日々もいったん明日で終わると思うと、結果はどうなろうと少しほっとします

それにしても今日は女性客が多かった。ラフマニノフだから? のだめの影響かな?^^;

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08年2月17日 東フィルオーチャード 定期公演

ダニエル・ハーディング指揮 ヴァイオリン:樫本大進

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番

名曲コンサートでもしばしば取り上げられるこの2曲。今、最も注目を浴びている指揮者ハーディングが、定期演奏会でこれをどんなふうにさばくのか。期待はかなりふくらんでいた。

そんななか、今日のオケの音を最初に聴いたとき、はたしてこれはどこのオケなのだろうかと思った

弦が明るくかっちりしている。その上に乗る木管も、シャープだが厚味をもってまとまっている。これに金管の豊かな音が加わる。

昨年2007年11月9日に東フィル定期でフォーレのレクイエムを聴いたときも、これはいったいどこのオケの音なのだろうかと思ったが、このときの音ともまた違った、国内オケのレベルを超える響きが構築されている。

また、驚いたのは音だけではなかった。この2曲は凡庸な演奏も量産されているが、今日の展開は、今までどんな演奏会やCDでも聴いたことがないものだった。

すべてのフレーズが、独特で斬新だ。まるで、全団員の楽譜に、ハーディングの指示が印刷されているのではないかと思うほど徹底されている。

1つたりとも、既<聴>感のある箇所がない。すべての部分が新しく、曲の最初から最後まで次はどう来るのか、わくわくのしどおしだった。

チャイコフスキーの音楽は、民族的なものを普遍化し、また下世話なものを芸術的にしていると感じることがしばしばだ。

いっぽう今日の演奏は、「理知的」でありながらも「雄大」であり、そこに「熱いパッション」も内包していた。

5番は、バーンスタイン指揮&NYPという、ひたすら熱くロマンチックなマイベストがある。10代の頃にこれにやられて以来、大人になってもこの演奏の魅力がおとろえることは全くない。

今日の演奏は、これともまた違った熱いかたちで、新しい像を提示してくれたように思う。とにもかくにも、期待を大きく凌駕する演奏会だった。

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検定試験まであと13日

実は、某検定試験を24日に受検します。

本試験は2時間。この3連休は毎日、「予想問題集」の1回分を2時間でやって、その後に自己採点、チェック、ということをやっておりました。

そもそも、仕事での必要性を感じて書籍学習を始めたのが、06年の夏。このときは、途中でそれほど必要に迫られないことがわかったとたんに、中断。

その1年後の07年の夏に、再度やったほうがいいだろうということになって、今度はDVDで学習再開。

やはり口で説明されるとすっと頭に入ってくるし、わからないところは戻して何度も見られるので、書籍学習では腑に落ちなかったところが非常によくわかるようになった。

7月から8月にかけては、尿路結石と胃痛とトラブルで1ヶ月ほど間があいてしまったが、9月にはDVDによるインプットを終了。

しかしここで、試験に合格するよりも、上の級の概要をつかむのが先、みたいな話になる。それで迷っているうちに、学習意欲が低下。他にもいろいろあり、学習が止まっていることとあいまって、鬱々としてしまっていた。

そんななか、11月末に急に何かがふっきれて、いちばん地味な基本問題集をスタート。すでに何回かインプットをしていたこともあって、問題集の前半は9割以上すらすら解ける。

これですっかりペースをつかめ、この約200ページの問題集を2ヶ月かけ、1月末に終えることができた。そして、2月になって、本試験形式の「予想問題集」全6回分に入る。自己採点で合格点の7割を超えてきた。

こう書いていると順調に来ているように思えるが、この歳での学習はかなり厳しいことがよくわかってきた。

何しろ、まず平日は時間が取れないから、土日ごとの学習となる。すると、1週間前にやったことをきれいさっぱり忘れているのだ。歳を取って、「忘却力」だけは人に負けないようだ。

それから、集中力が持たない。2時間続けて問題を解いていると、後半はテンションが落ちてきて、問題の「ひねり」に、必ず引っ掛かる。

また、もともと音楽や本やエンタメなことが好きなだけに、土日になかなか学習する気分にならないことも多い。

しかし、ここまで来ると、そういう土日の貴重な数時間を割いてやってきたことをムダにしたくない、結果を出したい、という気分にようやくなってくる。

なんと、1月と2月のオケの定期公演を2回パスしてしまった。。

以前の会社の昇格試験や研修、新卒や中途の入社試験などを除くと、オフィシャルな試験は、大学受験以来かも知れない。終わったら、休みの日をまるまる1日使って、あれもしたい、これもしたい、と、そんな感覚も懐かしい^^

当ブログでは、エンタメなことしか書かないので、読んでもらっている友人に久々に会うと、「ずいぶん仕事も楽で、楽しそうな毎日だね」と必ず言われる。

でも実際は、大変なことを書かないようにしているだけで、基本的にこんな地味な毎日を過ごしておりますです^^;

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明治のストロベリーチョコレートアイスバー

Photo大手メーカーのお菓子の寿命は非常に短く、90%以上が1年以内に淘汰されてしまうと聞く。

そんななか、ロングセラーの1つが明治のストロベリーチョコ。初めて食べたのがいつだったのか、すでに記憶はないが、たぶん30年以上前のような気がする。

そのストロベリーチョコのアイス版を発見! さっそく食べてみました^^

オリジナルのチョコとストロベリーの味を、アイスとして忠実に再現したテイストは、絶妙! これは病みつきになりそうです。(調子にのって、飲み後の夜中に2つ食べたら、少しもたれましたが。。^^;)

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沖縄土産のお菓子

080131もう先週の話ですが、沖縄出張の土産にお菓子を買ってきました^^

最近定番なのが、真ん中と左上に3つ映っている、ポルシェのかるかんシリーズ。紅いも(左上)、黒糖(中上)、よもぎ(中下)。

もともとかるかんは好きなお菓子ですが、ここの色ものは、なかなかです。

また左下は、最近はまっている「雪塩」ちんすこう。塩といいつつも、絶妙の甘さが味わえる逸品です。

右は、プレーンの黒糖。今回のは少しはずしました。前に買った、波照間島産のほうが美味しかったっす^^;

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ヒラリー・ハーン(vn)&BBCフィルのチケットを購入

演奏会の記事はこちら→08年3月14日 ヒラリー・ハーン&BBCフィル 東京文化会館演奏会~神が降臨した夜

3月14日、ノセダ指揮、東京文化会館におけるBBCフィルのチケットを購入した。目当ては、ヒラリー・ハーン。

ソリスト目当てでチケットを買うことは滅多にないのだが、ヒラリー・ハーンは特別だ。

バッハのヴァイオリン協奏曲第2番を新譜で聴いたときから注目していたアーティストだったのだが(「久々にバッハの「ヴァイオリン協奏曲第2番」を聴く」)、その後デビューアルバムのバッハを聴いてさらに感動(「ヒラリー・ハーンと神尾真由子」)。

昨夏、一昨夏は、それぞれのCDを毎日のように聴いていたほどなのに、なぜか演奏会には行きそびれており、今回が初めてだ

ところで今回の来日は、もう半年ぐらい前から告知されていた。しかし、シベリウスフェイバリットな自分の、唯一苦手な曲が、今回演奏のヴァイオリン協奏曲。それで、かなり購入を躊躇していた。

が、ハーンで聴いたら違う印象を持つかも知れないと思い立ち、残席の問い合わせ電話をしたのが、先々週。ジャパンアーツ仕切りで、13日サントリーの公演だ。

しかし、すでにA席は後方しかなく、なんとRA、RB、LA、LBあたりはS席という、アーティスト仕様の席割。ここで一度断念した。

ところが、先日のシベリウス公演のときに(「2008年2月1日 日フィルサントリー定期公演(2)」)もらったチラシで、東京文化会館公演が翌14日にあるのを発見。(というか手帳にはメモっていたのだが、13、14は大塚愛の国際フォーラムも気になっており。。^^;)

13日は悲愴のところ、14日はベト7と、自分としてはそのほうがいい。さらに、各席が1000円ずつ安い。

で、こちらの主催の都民劇場に電話をしてみると、1階前から2~4番めのA席が何席かあいている

ふだんのオーケストラなら、こんな前の席を買うことはないのだが、今回だけはアーティスト目当てということもあり、前から4番目の席を購入。ハーンの初演奏会を前から4番目で体験することになった^^

これはかなりの異世界の体験になりそうで、楽しみです。

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2008年2月1日 日フィルサントリー定期公演(2)白銀の巨大な建造物が宇宙につながる。。

「2008年2月1日 日フィルサントリー 定期公演(1)」から続きます。)

ということで、ヨレヨレの状態でサントリーに到着。今日の席は、今期東フィルのサントリー定期のRB席とほぼ同じ位置。

いつもの定位置に座っていると、あまりに疲労していることで、逆に身も心もからっぽになっていることに気付く。これは、そのまますっぽりと音楽を受け入れられるかも知れない^^

井上道義指揮

シベリウス:交響曲第1番  吉松隆:鳥たちの時代  シベリウス:交響曲第7番

【休憩前:1番】

シベリウス1番の冒頭。クラリネットの太い音。一気に湧き上がるヴァイオリンの旋律。これはいい! 久々に聴く日フィルの重厚な弦も健在だ。

しかしそのとき、右のオバさんが、音を立てて襟足を掻き始めた。ボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリ・・・・・いい加減にしろ! とキレかけるも、演奏中に声を出す訳にも行かない。1楽章最初の山場が台無しだ。

さらにこのオバさんはプログラムを音を立てて読み出す。そして、あろうことか大きなアクションでカーディガンを脱ぎ出した。さすがに堪忍袋の緒が切れ、オバさんのヒジと当たるように、自分の右ヒジをわざと突き出した。さすがにヒジがぶつかったオバさんは、多少動揺し軽く謝罪の声を出し、以後、おとなしくなった。

ようやく2、3楽章、気分を持ち直しながら聴いていたが、4楽章のさなかにまたこのオバさん、左の二の腕を右手で掻き始めた。バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・・

皆さん、こんなときどうします? 休憩のアタマで怒りますか? でもたとえ素直に謝られたとしても、続きを心穏やかに聴くことは自分には無理です。

ましてや、不愉快な態度を取られたり、逆ギレされたら、もっと嫌な気分になるでしょう。でも、そのままにしておいたら、同じことを繰り返すはず。。やれやれ。

さて、今日のプログラムは私にとっては最高のものなのですが、一般にはただのマイナーなプロのようで、かなりの空席が目立ちました。ということで、自分としてはあまりやらないのですが、背に腹は変えられぬ。5席連続で空いていた、RBの通路反対側の席に移動しました

右は通路、左は4席アキ、前は境界の衝立、後ろは座席なし・・・

誰にも邪魔されない究極の席がこんな近くにあったのは、不幸中の幸いでした。自分の席にコートを置きっぱなしにして、ここで、鳥たちと7番を聴く! 久しぶりに演奏前に武者震いがしてきました^^

【休憩後:鳥たち、7番】

まずは鳥たちの時代。。これが素晴らしかった。前後のシベリウスの音世界に溶け合うようでした。

弦、とくにヴァイオリンの断片的な単音のレガートの積み上げから管が飛翔してゆくところなどは、これまで聴いたどんな音とも違っていて、霊感あふれる信じられない響きがしました。

吉松隆氏は、15年ぐらい前に、一度だけ原稿をご依頼したことありました。客席から呼ばれた氏は、当時の印象からすると、すいぶんと存在感が増したかも

そして、7番。冒頭はかなり遅めのテンポ。トロンボーンソロまでは、4分台のものから6分台のものまで、演奏によって様々な展開がある。その中でも、ここまでゆっくりの冒頭は聴いたことがない

と思いきや、22小節の低弦から、テンポを速める。21小節めまでのペースに気持ちをあわせ終わったところなので、少し驚いて、またそこからのスピードに気持ちをあわせているうちに、トロンボーンソロに至る。

1年半前の井上道義&日フィルの7番のときと同じく、トロンボーンソロは、淡々とした感じ

自分としては、ここまでかなりもったいをつけてつなげ、ソロもたっぷりと歌い込むようにされるのが好きなのだが、今日の演奏も悪くはない

その後、とくに弦の音色と厚味が素晴らしい。前回の井上道義日フィルの音には、やや木目調の色合いを感じたのだが、今回は金色? というか白銀の色合いを感じた

ヴァイオリンの音が、大きなプラチナのまだ見ぬ巨大な建造物をつくっているかのようだ。そしてそれはしだいに、宇宙につながっていっている。。

初めてオッコ・カムでこの曲を生で聴いたときは、サントリーの1階だった。そのときは、巨大な森というか地球全体が上空に拡がっていって、音を介して宇宙とつながっていくのを目の当たりにしたような霊感的な感動を覚えたものだった。

今回はRB2階席だったので、その宇宙とつながっていく臨場感のさなかにいる感じがした。とくに後半は夢幻の世界だった。

終演後、井上道義氏は、全霊を使い果たしたかのような様子だった。それはそうだろう。宇宙につながる創造物をつくり終えたのだから。

最高の演奏会だった。至福の境地だ。最悪の1週間で疲れ果てていた演奏会前だったが、終了後は内なるパワーがみなぎったかのようだ。

毎年年末に年間ベストを選んでいるが(「2007 在京オーケストラ演奏会 曲単位ベスト5」)、早くもNO.1候補だ。

今回の教訓。思い入れのある演奏会のときは、衝立や通路を利用して、前後左右に人がいない環境をつくること。最悪、片側に通路、反対側は一席余分に買って空席にしておくぐらいのことはしないとですね^^;

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2008年2月1日 日フィルサントリー 定期公演(1)

08年2月1日金曜は、下記、日フィル定期に行ってきた。

井上道義指揮

シベリウス:交響曲第1番

吉松隆:鳥たちの時代

シベリウス:交響曲第7番

シベリウスの7番は、マイフェイバリットな曲なのだが、演奏機会は少ない。今回7番を聴くのは、「06年6月24日日フィル横浜定期演奏会(1)」以来、1年半ぶりだ。

シベリウスは、演奏会によく取り上げられる曲とそうではない曲の落差が、非常に大きい

交響曲第2番、ヴァイオリン協奏曲、フィンランディア、トゥオネラの白鳥の4曲は、頻繁に演奏される。シベリウスプログラムと言えば、たいてい、これらの曲のセットだ。

いっぽう、それ以外の作品は、なかなか演奏されない。交響曲では、7番も少ないが、4番、3番、6番は、さらに少ない

また、1曲単位ならまだ散見されるが、交響曲2番など上記4曲以外の曲が複数揃ってシベリウスプログラムとされることは、ほとんどない

ここ10年での究極のシベリウスプログラムについては、上記リンクの記事の続き、「06年6月24日日フィル横浜定期演奏会(3)」に、この日のプログラムと、1998年10月22、23日 オッコ・カム指揮日フィル504回定期を対比させて書いた。

そんななか今日のプログラムは、全曲シベリウスプロではないものの、実質これに準ずるものだ

しかも、渡邉暁雄の時代から積極的にシベリウスを取り上げてきた日フィルと、その遺志を継ぐ井上道義の指揮。1番と7番をはさむ曲は、シベリウスとの共通点も多いと自ら語る吉松隆の鳥たちの時代。

否が応でも期待が盛り上がる。

しかしいっぽう、2月1日は、いつも言っている「演奏会における感動の三要素」(1)演奏の内容 (2)座席の環境 (3)自分の集中度 のうち、(3)がはなはだ不安だった。

今週は不愉快なことが多く、またなぜか7番とからむ沖縄出張(「11回目の沖縄とシベリウス7番」)で疲労困憊。身も心もヨレヨレな状況でこの日を迎えることになってしまったのだ

ということで、前置きが長くなったので、いったん切って、演奏会の話は次の記事にします^^

→(「2008年2月1日 日フィルサントリー定期公演(2)白銀の巨大な建造物が宇宙につながる。。」

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