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「のだめカンタービレ」19巻

Photo_22007年6月13日に「「のだめカンタービレ」18巻とホロヴィッツのショパン「幻想ポロネーズ」」の記事を書いてから5ヶ月強、この土日に19巻を読んだ。

早いもので、のだめのTVドラマ化から1年。2007年上半期は、のだめブームでCDや演奏会にも影響があったものの、それもすっかり落ち着いたようだ。

ここのところずっと、2月、6月、10月に発売されてきた単行本。今回は11月の発売と、インターバルが少し長くなった

しかし、5ヶ月も経つと、前巻の話しをまったく覚えていない。ぱらぱらと前巻のページをめくっても、同じだ。ということで、新刊の19巻を読むにあたり、17巻からもう一度読むことにした。

18巻では、やや展開がシリアスで深いところに行きそうな気配があった。真摯に演奏を極める方向に行く二人は、千秋の引越しによって住まいを別にし、そこに孫Ruiがからんでくるような。。

ところが19巻では、三木清良にスポットをあてるなかで、並木ゆうことジャンも出てくるし、奈村里麻という初登場キャラは黒木くんにからむ、ターニャは突然真面目にコンクールを目指す、一緒にトライしたユンロンは帰国の意志をかため、あげくのはては、三木清良の応援に峰龍太郎まで来仏。。

なんだか、脇役ばかりが動いている。

個人的には、そろそろ主人公2人の、音楽と関係性のシリアスめな展開もありな気がするんですが。。

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成城散歩の「どら焼きシフォン」

Photoランチのあとに、成城散歩に抹茶ババロワを買いにいったところ、気になる商品が。。

その名も「どら焼きシフォン」! 全3種類。

左から、あずきクリーム、こしあん、ゆずあんを、シフォンがはさむ。

洋のシフォンケーキで和のあんをはさむ、という和洋の融合がみごとな味わいです^^

「どら焼きシフォン」というネーミングも、なんかまたいいですね。

「どら焼きのような中があんこの体裁なんですが外はシフォンです」というのを「どら焼きシフォン」と言ってしまうのがなんとも^^

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ブルックナー交響曲第9番のこと

ということで前回の「今年もあと1ヶ月、演奏会もあと2回」の記事に続きますが、2007年12月13日は、若杉弘指揮で、ブルックナーの9番交響曲を聴きます。11日の東フィルサントリー定期をオペラシティに振り替えました。

自分のブルックナー体験は、遅めだった。学生時代はメジャーな交響曲4番、7番を聴くぐらいで、その他の曲をていねいに聴いていったのは、社会人になってからかも知れない。

9番をちゃんと聴くようになったのは、明確なきっかけがあった。それまでもなんとなくは聴いていたのだが、吉松隆氏による「stereo」誌の特集、「やぶにらみ交響曲全史」の文章に惹かれたのだ。1980年代後半の記事だ。以下、引用。

「人類史上でもっとも純粋にして深遠なる音響の大伽藍。人類が滅亡した時、地球外の知性は人類が音響でなしえた最上の到達点としてこの作品を聞くことになるだろう」

ここまで思いを持った表現で書かれたら、否が応でも注目してしまう。そしてあらためて心して聴いてみてからは、9番は自分のなかでも別格な存在となった

と同時に、実はこの文章も自分の中に強くインプットされていたのだ。今回一緒に聴く友人に、昔9番のこんな感じの記事があって、とアバウトな記憶でメールしたのが、下記。

「地球が滅びたあとに別の星から調査に来た宇宙人は、この曲を聴いて人類が到達した究極の音を知ることになるだろう」

少し変換されているが、かなり近い^^; 約20年ものあいだ、ここまで人の記憶に残る文章を書ける、というのもたいしたものだ

それにしてもブルックナーは、CDで聴くよりも生で聴いたほうが圧倒的に楽しい。もちろん他の作曲家もそうなのだが、とくにブルックナーはその落差が大きい気がする。

CDで聴くとやや退屈で凡庸に感じられる箇所も、生で聴くと、オケの動きと音の響きが実に効果的で機能的に考え尽くされているから、退屈するどころか高揚することばかり

さて、今回の9番の演奏会に向けて、ヨッフム/ドレスデン、朝比奈/新日本、ヴァント/北ドイツのCD、カラヤン/ベルリンのDVDを聴いているのだが、なんと大定番のシューリヒト/ウィーンは、自宅にCDがないのが判明。。

う~ん。。まだまだブルックナー「モグリ」かも><

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今年もあと1ヶ月、演奏会もあと2回

今年もあと1ヶ月と1週間。毎年毎年、時間の経つのが加速度的になってくる。

以前、 「時の経つのが速い。。」の記事でも書いたが、1年の体感速度は、「年齢を分母、1年を分子」とするのが感覚値という説がある。本当に、それ以上のスピード感だ。

残す演奏会も、今の予定では、あと2回。12月の東フィルオペラシティ定期、若杉弘の未完成とブルックナー9番、そして年末、東響の第九

これを含めて、今年行った演奏会を数えてみると、全部で29回。プロのオーケストラは25回

在京プロオケ:20  在京オケ以外のプロオケ:1  外国オケ:4  ピアノソロ:1  アマオケ(高校生):1 J-POP:2  

7月は結石の手術などをしていたため0回だったが、上半期の貯金?があって、昨年、一昨年を越える数となった

そんななか、12月の2公演はかなり楽しみだ。第九は、以前「年末と第九」にも書いたが、すっかり年中行事化している。自分のなかでは、「年末の厄払い」の位置づけだ^^;

そして、同じく大作曲家の最後の交響曲である、ブルックナーの9番。これが非常に楽しみだ。この曲については、次の記事に分けて、書いてみます^^ → 「ブルックナー交響曲第9番のこと」

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2007年11月17日 ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団

会場はミューザ川崎、曲はブルッフのヴァイオリン協奏曲、マーラーの交響曲第5番

昨年2006年11月にドレスデンを聴いて大感動(「06年11月23日 チョン・ミョンフン指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団演奏会」)。ドイツのオケのクオリティを改めて認識し、その後、ミューザ川崎主催のドイツのオケ3公演セットを購入。

5月の北ドイツ(「07年5月20日 ドホナーニ指揮 北ドイツ放送交響楽団 ミューザ川崎」)に続き、今日のバイエルンが2回めだった。

しかし、北ドイツに続き、今日も今一つな気分だった。ブルッフの出だしの木管。明らかにレベルの違うヨーロッパの一流オケの演奏では、まずこの段階でその音色とアンサンブルにしびれるはずなのだが、肩透かし感が生じる。

それは、その後の弦でも同じだった。マーラーの金管も同様。意識しないでいると、いつもの在京オケを聴いている気分になり、ドイツの一流オケであることを忘れている

マーラーも、4楽章で一瞬その流麗で艶々した音色が前面に浮き立ってきて、少し気持ちが高まったが、あとは特段の印象を残さなかった。

在京オケならば、まずまずのオーソドックスな好演だったのかもしれない。しかし、定価でA席\17,000をお支払い(実際は、3オケセット価格で\34,000)しているのだから、これでは納得感がない。

それにしても驚いたのが、ブルッフの楽章間で客を入れるミューザ川崎、マーラーの3楽章のあとで大きな足音を立てて退場する2階の客(ヤンソンスも退場を待ってから4楽章に入ったほどだ)、楽章間のブラボー。。そして、マーラーが大喝采だったこと。。

終演後、年間30~50公演を聴いている耳の肥えた知人2人に感想を聞いたが、ほぼ同じだった

前回の北ドイツは東京公演を終えたあと。オケの団員はメイン曲前の休憩に記念写真を撮ったりして、観光気分が垣間見えた。いっぽうバイエルンは、これからが東京公演。穿った見方をすると、もしかして今日はゲネプロ代わりだったのか。。

こればっかりは、サントリーで同じ曲を聴いてみないことにはわからないが。。

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2007年11月11日 東フィルオーチャード定期公演

11日は、チョン・ミョンフン指揮、メインはブルックナーの交響曲第6番だった。

ブルックナーはコアなファンが多いが、自分はそこまでの思い入れはなく、まあまあ好きな程度である

とはいっても、ブルックナーほど、CDより生のほうが楽しめる作曲家は、なかなかいない

CDだとなんとなく退屈なフレーズも、生で聴くと、オーケストラが活き活きと躍動していることが多い。さすが、オーケストラを響かせ鳴らすことに関しては、最高峰の作曲家と言われる所以である。

さて、6番。なかなか演奏される機会がないブルックナーの交響曲としては、1番、2番に次ぐかも知れない

この曲は、いわゆるブルックナーらしくない曲と言われるが、逆に自分はコアなブルックナーファンではないから、なかなか楽しめる。

ベートーヴェンの交響曲8番をあまり好きではない友人が、この曲のこともあまり好きではないと言っていた。

ベト8がかなり好きな自分は、ブル6もわりと好きだ。曲想が比較的頻繁に移り変わるという共通の特徴が、好みを二分しているのだろう、ということが、今回初めてわかった

今日の演奏は、1楽章、3楽章の、自分が好きな金管がシャープに炸裂する箇所は、なかなかに満足の行くものだった。

いっぽう、自分の趣味としては、弦がややうたい過ぎのきらいがあり、ブルックナーは機能美に徹底してほしいと思った。

しかし、この演奏終了後も、自分の頭のなかを流れているのは、前々日に同じ組み合わせで聴いた、フォーレのレクイエム (「2007年11月9日 東フィルサントリー 定期公演 奇跡のフォーレ!」)だった。

ブルックナーを聴いた直後でも、少しも消え去らないあのフォーレの演奏は、まだまだ余韻を残しそうだ

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ハーゲンダッツの黒糖黒みつ

001ハーゲンダッツの新製品は、黒糖黒みつ !

個人的には、沖縄・波照間島の黒糖をそのままおやつに食べたり、上島珈琲店の黒糖珈琲を飲んだりと、かなりの黒糖好きだけに、ビビビっと反応してしまってました^^;

そしてようやく試食^^ 

みつの出具合は、いつぞやはまった、プリン味と同じパターン。

う~ん。。まぁまぁかな?? もっともっとコクがあっていいかも。感動一歩手前ぐらい。

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2007年11月9日 東フィルサントリー 定期公演 奇跡のフォーレ!

11月9日は、チョン・ミョンフン指揮、東フィル定期に行ってきた。曲は、フォーレのレクイエムほか。

今日の曲目はシーズンチケットの販売時、ブラームスのドイツレクイエムだった。正直、変更には少しがっかりしていた。

フォーレは最近では、2000年3月に芸術劇場、2002年10月にサントリーで聴いているが、いずれもこの曲の特質である「静謐さ」が、聴いているうちに疲れにつながった記憶が鮮明だったからだ

もともとこの曲は、高校の頃に非常に好きで、クリュイタンス&パリ管盤をよく聴いていた。しかし昨今では、正直生でもCDでも、さほどのインパクトをもたらすことはなかった。

しかし、今日のフォーレ! チョン・ミョンフンによって、そこには信じられないような音空間が構築されていた

「入祭唱とキリエ」の導入から、ゆっくりとしたテンポで1つ1つの音をていねいに描きつつ、全体として明らかに「此処ではない別の世界」をくっきりとつくりあげる。

東フィルも、これまで聴いた演奏のなかで最高の出来。ヨーロッパの一流オケクラスの音色には驚くばかり

いつもは不安な金管が、繊細なフレーズすらも完璧な音色と音程と骨格を持って、指揮者の表現の意図に応える。

弦も今日の音世界のために新たに音の色を設定したような、クリアで儚い響き

そしていつも感心する東京オペラシンガーズの、一糸乱れぬピアニッシモの入りと継続。感動で鳥肌ものだ

前2回のフォーレと違って、今日は「静謐さ」が少しずつ少しずつ感動を深めていった

全奏による咆哮は、しばしば聴衆に感動をたやすくもたらす。しかし、この曲のように、終始内へ内へ問い掛けるフレーズの長い連続によって人の心を深く動かすことは、なかなかに難しいことだ

唯一気になったのは、オルガンの音色。楽譜の意図に忠実にしたのかわからないが、なんだかポコポコした音だった

あと「ピエ・イエズス」のソプラノは、もう少し無色透明な感じが出たほうが、今日の演奏全体のトーンに合ったのではないだろうか。

さすがに今日ばかりは、演奏終了後すぐに拍手をする無粋な客は一人もいなかった

この45分、天上の世界が見えてきた気もしたし、現実世界ならば地平の彼方にまで真っ白く肌理細かい粉雪が降り積もってゆく景色を、ただ呆然と見続けていた気もした

しかしこんな演奏でも、オケの散会を待たずにさっさと人の前を横切り帰る人がいる

様々な理由があるのだろうが、ヴァイオリンでイザイの無伴奏のアンコールがあったわけだから、フォーレのあとにアンコールがあるはずもない。

たかだか30秒、1分を急ぐ、どんなご事情があるのだろうか

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オーディオの耐震対策

Photo部屋のスペースの都合で、保有のオーディオ機器をすべて縦置きにしている。

主に使用しているのは、いちばん下のエレクトロコンパニエのアンプとその上のルボックスのCDプレーヤー。

その上の、(上から)アナログプレーヤー、アナログプレイヤー接続用のアンプ、チューナー、カセットデッキ、MDプレーヤーは、現状、ほとんど使っていない。

ところで耐震という観点からすると、そもそも二段重ねにしているWAKATSUKIのオーディオラックじたいが非常に危険。

それで先日、設置後7年もたって、ようやく耐震ゲルを4枚はさんだ。

そうすると、今度は上のほうのパーツが気になってくる。そこで今回は、転落防止用に、チェーンを購入した。

新宿髙島屋併設の東急ハンズには、かなりの種類のチェーンを取り揃えてある。ここで、2メートル30センチ分の金色のものを2本購入した。

これは、8キロの重さにまで耐えられるという。しかし、そんな程度で大震災の際に、持ちこたえられるのだろうか。店員の人いわく、

「本当にすごいことになったら、それこそ壁から何から倒壊するわけだから、そこまでのことを考えても仕方ない」

ということだった。かなり納得。というわけで、さっそく上下のラックと4つのパーツを巻くかたちでのセッティングを完了した。

確かにこんなことをしても、すべてがまるごと倒れてきたら、どうしようもない。対面には先日購入した1,000枚入りのCD棚もある。

この間で寝ていて、大震災でオーディオとCDの下敷きになって死んだら、それこそ葬式のトークも「本望だろう」でまとめやすいのかも知れません^^;

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オルトフォンのケーブル、7.8N-SPK7800を再セット

Ort78今日は、オーディオラックの掃除をした流れで、愛用しているスピーカーケーブル、オルトフォンの7.8N-SPK7800をスピーカーとアンプに設定し直した

このスピーカーケーブル、今のオーディオを買い揃えたときに(その話しはこちら→「ニコレのウェーバーとオーディオ」)、同時に購入したもの。

なんと、1メートル\19,000。3メートル買ったので、\57,000。ややめまいがする価格だったが、老舗のオーディオメーカー、デンマークのオルトフォンが誇る製品だけあって、価格以上の満足感がある逸品だ。

さて、まずはアンプとスピーカーから、ケーブルをはずす。このケーブル、直径が1センチ強もあり、まるで一見ゴムホースのようだ

003_2その厚い外側のゴムの部分を切ると、紙と糸に包まれた赤白のケーブルが登場する。これをさらに剥くと、ようやく赤白につき各5種類の銅線が出てくるのだ。

スピーカー側は5センチ、アンプ側は1センチ程度カットし、新しい部分を露出させる。

ところで所有のアンプ、エレクトロコンパニエのほうは、銅線を通すホールに充分な大きさを確している。

いっぽうスピーカーのハーベスのほうは、ややホールが小さい。苦慮していたところ、オーディオ評論家の石田善之氏に「stereo」誌の取材でクリニックに来てもらったときに、ベストなやり方を教えてもらった

銅線を7つに分けて細く撚り、1本ずつホールに通していくのだ。ベストといっても、それでもなお、かなりしんどい作業。。。

005約1時間ほどかけて、ようやくアンプとスピーカーへのリ・セットが完了する。

最初に聴いてみたのは、内田光子のピアノによる、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「ハンマークラヴィーア」。

いきなりの、思い切りクリアでシャープな音。知らず知らずのうちに劣化していた音質が改めて復活した感じで、毎度の苦労のし甲斐がありました^^

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ヒンギスついに引退(涙)

Hingis突然入ってきた、ヒンギス引退のニュース。。今年の東レ決勝が、見納めとなってしまった。(→「ヒンギス優勝の瞬間を見届けました^^」)

ヒンギスを初めて知ったのは、1996年。いつも先見の明があるグリコが、まだ無名だった14~15歳のヒンギスのプレイをCMで取り上げていた。足の間から打つショットなどを、楽しげにコミカルに扱っていた。

その後、96年末に伊達公子の最後の試合に圧勝、97年の全豪を制してからは、まさに彗星のごとく女子テニス界を席巻した。

まるでトラディショナルな少女コミックの「可愛いけどわがままで意地悪な金持ちのお嬢様」が、そのままコートに現われたような容姿と立ち居振る舞いは、衝撃的だった。

もちろん、プレイスタイルにもしびれっぱなし。技が冴える頭脳的なプレイにゲームコントロール。完璧なロヴィングやバックハンドのダウンザライン。まさに天才的な妖精だった。

しかし、ウィリアムス姉妹やダベンポートなど、パワーテニスが台頭してくるにつれ、苦戦が多くなり、2003年に一度引退。2005年に復帰して再び勇姿を見せてくれたものの、それから2年、来る日が来てしまった。。

アメリカ、ベルギー、ロシア。。主役のトレンドは変わっても、パワーテニスの潮流は、もはや止めようがない。

人間の体力もラケットの性能もアップしているのに、コートの大きさとネットの高さが同じままでは、技の生きるシーンが減るのは当然だ。もう、ヒンギスのような選手は現われることはないのだろう。

今年の東レ決勝、思い立って生で見に行って、本当によかったと改めて思います。。

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