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2007年10月19日 東フィルサントリー 定期公演 プレトニョフ疾風怒濤の4番!

サントリー改装後2回目となる、東フィルのサントリー定期に行ってきた。

ミハイル・プレトニョフ指揮、アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

・プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番

・チャイコフスキー:交響曲第4番

プレトニョフには、以前にも驚かされた。2005年9月16日のベートーヴェンの運命。それは、これまで聴いた運命のなかで最も個性的で、演奏の切り口による表現の可能性を教えさせられるものだった。

そして今日もやってくれた。チャイコフスキーの4番に、みごとに新しい息吹を与えていた

実は最近4番は、聴くたびに退屈していた。10代の頃は比較的好きな曲であったが、最近は大仰で持ってまわったところが、どうにもダメだった

しかし、今日の演奏はまったく斬新なものだった。1楽章、弦の第1主題からして耳に馴染んだものとは異なる節回しで、一瞬あっけにとられる

また、クラリネットから始まる第2主題は、通常まったりと楽器間で下降音階がつながれていくのだが、ここをすさまじい勢いで駆け抜けた

弦をうたわせるところは、これでもかとばかりだ。第1、第2ヴァイオリンのトップがこれに最大限呼応し、全身を使っての決死のボーイング。スピードにドライヴがかかるところも並大抵ではない。東フィルの弦、よくついていったと感心。

疾風怒濤の4番。自分のなかでは死にかけていたこの曲が、再びよみがえった

プロコフィエフの2番も、なかなかよかった。今回2回目のRB席が、ちょうどフタを開けたグランドピアノを上方から見下ろす位置になることもあるのかもしれないが、まずピアノの音色が素晴らしい。

そして、大きな造形のなかに繊細な表現が見え隠れするメルニコフ、日曜の皇帝(「2007年10月14日 東フィルオーチャード定期公演」)よりもはるかに引き込まれた演奏だった。

改装後のサントリー、前回9月は、RB席なのに思ったほど音が来ないのが心配だったが、今日はほとんどそんなことも感じなかった

1つだけ勘弁してほしいのが、2階男子トイレが半分の大きさになってしまったこと。流れが一気に悪くなっていつも行列状態。かといって女子も以前と同様に並んでいる。何か改良されたところはあるのだろうか。

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「音楽」カテゴリの記事

コメント

2階のトイレの件、気づきませんでした。
改装後すでに4回行ってるのに。
今までの3回は、入りが悪かったからかな。
通りで休憩中、大混雑。
チャイ4は恐ろしく速かったですね。
ちなみに私もRBでした。

スペル星人のことは、最近知りました。
リアルタイムで見ていたはずですが。

投稿: ベンゼン | 2007年10月20日 (土) 23時36分

ベンゼンさん

こんばんは。初めましてですよね? コメントありがとうございます!

他の方のブログ読んでいたら、女子トイレは豪華になったみたいです^^;

RB、お近くだったんですね。チャイ4、あっという間に終わりました(笑)。

セブンをリアルタイムでご覧になっていたとは、たぶん同世代ですね。 またセブンの話しも聞かせてください!

投稿: paienne | 2007年10月20日 (土) 23時46分

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