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祖師ヶ谷大蔵のレコード店「スミ商会」07年10月20日閉店

1985年発売、とんねるずのファーストアルバム『成増/とんねるず一番』の収録曲「バハマ・サンセット」にも登場するレコード店、祖師ヶ谷大蔵の「スミ商会」が10月20日に閉店する。なんとも残念なニュースだ。

「住むなら祖師ヶ谷大蔵さ。。(略)。。レコード買うならスミ商会。。」(バハマ・サンセット)

タカさんが成増のことを歌ったあと、ノリさんが切々とフザけて歌う祖師ヶ谷大蔵の情景。今から22年前には、まだ当たり前のように、駅前の商店街にはレコード店が1つ2つあった

そもそも、その前の時代は、大きなレコード店と言っても、せいぜいディスクユニオン、石丸電気、YAMAHAなどなど、そんなところが関の山だった。

大型の外資系ショップが席巻し始めた80~90年代も、レコードからCDへの移行に伴いマーケットが拡大したこともあり、ある程度と大型店と街のショップは共存しえた

しかし、インターネットの普及によって、様相は一変。アマゾンなどのオンラインショップが台頭するいっぽう、パソコン、携帯電話による音楽配信は、エイリアンさながらこの世界の景色を急速に変えていった

スミ商会は、開業40年になるそうだ。自分は幼少時、同じ世田谷の下高井戸、赤堤で過ごしたので、初めてレコードを買ったのは下高井戸「オスカー」なのだが、古くから祖師ヶ谷に住む同年代の人間は皆、小学校時代からの付き合いだったそうだ。

自分もここ20年は、レア盤はタワーなどで、J-POPの新譜はスミ商会で、と住み分けて購入していた。音楽業界誌の記者時代は、いつもご夫妻に状況を聞きにいっていた

閉店までは、割引きセールを行なうそうだ。すでに2割引が始まっていて、週ごとに3割、4割、5割引き、閉店の週は6割引きになるとのこと

「祖師ヶ谷大蔵は急行は止まらない 各駅停車で降りるとき 前から三両目のいちばん前のドア 降りるとちょうど階段があるんだよね」(バハマ・サンセット)

その階段も、小田急線複々線化工事により駅が高架化し、すでに今はない。街の風景は、写真と人の記憶の中だけに残るのみ。。

「「スミ商会」の閉店割引セール(1)」に続く

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「音楽(クラシック以外)」カテゴリの記事

コメント

採算を顧みないかのように頑張ってきたお店が閉まるケースが増えていますね。残念です。懐かしい思い出が音を立てて消されていくようです。
ところでクラシックCD、かつては店頭でカタログを見せてもらって、演奏者を選別して注文していたのに、今では普通のCD店からはカタログも姿を消し、店員には「あらかじめネットでどの演奏者が出しているのか調べてからご来店を」と言われてびっくりでした。

投稿: まゆゆ | 2007年9月23日 (日) 00時12分

そうなんですか。デジタル化によって、人と人とのコミュニケーションも、様々な場面で急速に変貌していますよね。
こんなスピードの行く先には、いったい何があるのでしょうね。。

投稿: paienne | 2007年9月23日 (日) 18時38分

はじめまして、グラハムボネ太郎と言います。
私もスミ商会閉店の思い出ネタをブログにアップしました。懐かしい思い出です。せっかくですのでトラックバックしたいと思いますのでよろしくお願いします

投稿: グラハムボネ太郎 | 2014年12月18日 (木) 11時02分

グラハムボネ太郎さん

はじめまして。コメントとTB、ありがとうございます!
これから貴記事も拝見しにいきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

投稿: paienne | 2014年12月18日 (木) 17時02分

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