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07年8月7日 アジア・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

7日は、東京オペラシティにおける、チョン・ミョンフン指揮、アジア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行ってきた。曲目は、ドヴォルザーク:交響曲第8番とブラームス:交響曲第1番

今年前半は、月4回前後のペースで行っていた演奏会だが、7月は結石で通院や手術などしていたため、久々に月0回。6月以来、久々の演奏会となった。

アジア・フィルとは聴き慣れない名前だが、アジア8ヶ国の音楽家たちによる、オールアジア的な要素を持つオケとのこと。

サッカー代表のように、ふだんはヨーロッパやアメリカのオケで活躍する演奏者たちが、アジア・フィルの名のもとに、ここに集結しているのだ。

席は、ステージ左の2階。指揮者を真横から見る位置になる。

いきなり、地響きのように伝わってくる、圧倒的な低弦。もちろん、低弦を正面に見据える席の影響もあるが、それより何より、オールアジアの自負なのだろうか。すでに亜熱帯と化してアジアらしさを増す東京の熱とあいまって、弦の熱さはタダモノではない

木管のフォルテのときのフィンガリングも気合が入っているし、金管のビシっとした咆哮もすさまじい。極めつきは江頭2:50を思わせる、個性的な風貌のティンパニ奏者の強打。ついつい、引き込まれていました^^;

ミョンフン(最近、イ・ビョンホンを「ビョンホン」と呼んでいる叔母にならってみました)のドヴォルザークの8番は、一昨年の2005年7月22日に東フィルサントリー定期で聴いたが、そのときのスピードとキレには身体が踊り、大感動だった。

それと比較すると、今回は準よりも遅めのテンポ。だが、充分に張り詰めた緊張感がみなぎってたっぷりとうたい、東フィルの演奏とは好対照だった。

また、ミョンフンのブラームスの1番は、1998年7月6日にやはりサントリーで聴いた、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団以来。オーソドックスなアプローチはこのときと変わらず、安心して身を委ねられた。

しかし、オペラシティではいつも1階後方か2階のセンターで聴いていたが、今回初めてステージ横の席で聴いてみた。サントリー、劇術劇場などと比べて、その差は非常に大きかった。

5月のフランス国立も今回もP席で聴いた友人は、その音圧はほぼ同じだった、という。が、フランス国立を2階センターで聴いていた自分は、そのあまりの聴こえ方の違いに、唖然とした。後方で聴く中和的な音と、ステージ近くで聴く生々しい音の差が、他のホールよりも甚だしいのだ

ステージ横は、リアルな音を充分な音圧で聴けるメリットの反面、客席で聴いていない感じがするデメリットもある。自分がオーケストラの中で演奏しながら聴いているような感じなのだ。本当に、座席選びはむずかしい。

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