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「ハチミツとクローバー」映画版と原作

前回の記事に対し、皆様からお見舞いのコメント、メールなどなど頂き、本当にありがとうございます。このままいけば、明日手術で元に戻る予定です。またご報告します。

ところで、寝たり起きたりしているなかで、気になっていた昨年2006年公開の「ハチミツとクローバー」の映画版をDVDで観た。そしてそのあと、改めて原作10巻を通読した。(原作を読むのは2度め)。

その感想の比較を一言で表すと、

深い世界観を持つアルバム」と「その代表曲のサビだけ集めたプロモビデオ

と言ったら言い過ぎだろうか。また、今回観た順番で表現を変えると、

クルマで一気に上った山の頂上に、改めて森の匂いを感じ、木漏れ日にあたり、土を踏みしめ、五感を刺激されながら徒歩で到達した」、といった感じか。。

なにしろ、原作ではかなり濃くキャラ付けされた登場人物が、すべて薄まって普通の人になっている。それぞれの抱える心の奥深い葛藤も、なんだかあっさりと雰囲気で流している

はぐの芸術性と生来の性格との葛藤、あゆの深く激しく切ない想い、リカの絶望からくる儚さ。。そんなものが、どれか一つでも深く掘り下げられればと期待したのだが。。

要所要所の重要な台詞が、切り張りのようにちりばめられる。う~ん。なんだか。。

個人的にいつものごとく琴線に触れたのは、映像と音楽が相乗効果を生み出すシーン。なかでも、オペラのアリアがかかったはぐの創作の場面。ネットで調べてみると、

アルフレード・カタラーニ作曲:オペラ『ワリー』より第1幕「さよならふるさとの家よ」

だそうだ。1854年生まれ、39歳で早世したイタリアの比較的マイナーな作曲家。自宅で音源を探してみたが、見当たらず。さっそく音源入手に動きたくなってます。

しかし今の時代は、挿入曲がすぐネットでわかる、いい時代になったものだ、とつくづく思います^^

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「アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

来月WOWOWで放送されるので楽しみにしてます。蒼井優ちゃんは本当に良い女優さんなので、オッサンは大好きですよ。

投稿: T.A | 2007年7月17日 (火) 12時07分

蒼井優ちゃんは、ほんと40代男性に人気ありますね~。
T.Aさんは、少女コミック系は受け付けないんでしたよね^^; 
これはぜひ、原作で読んでほしいなぁ。。昔とは、ずいぶん趣きが違ってるので、いかがですか(笑)?

投稿: paienne | 2007年7月17日 (火) 18時19分

映画、観ていただけて本当によかった。コミックを購入しているくらいだから、思い入れも多分にあると思われ、ちょっと心配でしたが・・・。原作が気に入ると、その映像作はなかなか微妙な感じになり兼ねないですから。
ひとつだけ、残念なことがあるとしたら、劇場鑑賞ではなかったこと。映画とはストーリー以前に、映像の力というものを持っているような気がするからです。それはテレビ画像では上手く表現出来ないことが多い。
その一方で、琴線に触れたというシーンは、ぼくも同じでした。あそこは、たぶん、人それぞれで、色んな受けとめ方ができるような気がします。ぼくは曲名を調べるには至りませんでしたが、今回の日記を読んで、そんな無名の昔の曲だったということを知り、選曲者のセンスの良さに感嘆してしまいました。

投稿: alcoa01 | 2007年7月18日 (水) 00時11分

alcoa01さん

そもそも、原作10巻を読むのに7時間ぐらいかかるものを2時間にするのだから、同じ次元で比較すること自体、間違っているのかも知れませんね。

すでに原作を読んでしまったときは、映画は映画の見方で観る、コミックでは絶対に描けないところを中心に観る、などの視点が必要な気もします。

いずれにしろ、語り尽くせぬテーマなので、またいろいろお話し聞かせてください^^

投稿: paienne | 2007年7月18日 (水) 21時20分

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