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「のだめカンタービレ」18巻とホロヴィッツのショパン「幻想ポロネーズ」

20070427_003「のだめカンタービレ」の18巻が発売されたので、さっそく今日のお昼に購入、そのままスタバで読み終えた。

ここのところ、10月、2月、6月の年3巻発行ペースが守られている。ドラマブレイクしてから、2冊めになる。

互いに真摯に音楽を極める流れから、引越しを決める千秋。のだめはショックを受けるが、関係は順調な二人。いっぽう18巻では、孫Ruiの葛藤が描かれる。この3人の三角関係の予兆も匂わせる展開。。

そしてのだめは、サン・マロでのリサイタルが好評につき、サロンコンサートに招かれる。そこで演奏したショパンの「幻想ポロネーズ」は、聴衆に大きなインパクトを与える

ショパンの「幻想ポロネーズ」と言えば、LPでホロヴィッツの録音に出会ってから、いまだにこれをしのぐ演奏を聴いたことがない1966年4月17日、ニューヨーク、カーネギーホール演奏会でのものだ。

この曲は、内省的であり、独白のような逡巡するフレーズが続き、陰影に富むいっぽうで、秘めた熱が解放される瞬間も持つ難曲だ。

なかなかこの曲自体を凌駕する演奏はないのだが、さすがホロヴィッツ。自らの個性を前面に押し出しながら、同時にこの曲の魅力を余すところなく引き出している。それは、光り輝くばかりだ。

それにしても残念なのは、(当たり前だが)のだめの演奏が聴けないこと。このような描かれ方をしている演奏は、本当に生で聴いてみたくなる。

まあそれは無理な話なのだが、のだめの大いなる個性は、きっとのだめ流の、ホロヴィッツ的な演奏なのだろう。久々にホロヴィッツの演奏をLPで聴いてみよう。

↓のだめ15、16、17巻の記事、ドラマののだめの記事は、「アニメ・コミック」カテゴリーでどうぞ!

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コメント

ホロヴィッツの幻想ポロネーズですか。言い方が悪くて申し訳ないのですが、「爆発している」「す、すごすぎる~」という印象を受けた記憶があります。この曲は肉体の限界を超えた、精神の高揚を表現しているようで、演奏時間の割に非常に消耗します。私はリサイタルでは必ず一番最後に弾くことにしています。ポロネーズのスタイルによる幻想曲、と私は解釈しています。のだめは…実は読んでいないのです。ちょっとアニメを見たことはあるのですが。

投稿: まゆゆ | 2007年6月14日 (木) 01時22分

そうなんですね! まゆゆさんの「幻想ポロネーズ」、ぜひ一度聴いてみたいです。
確かにホロヴィッツは何を弾いてもみんなホロヴィッツ的ですが、この演奏はとくにすご過ぎですね。子どもの頃にこういう演奏にやられてしまうと、あとが大変です(笑)。
のだめは、プロが読んでも納得感が高いと評判ですが、さらにピアニストの方が読んだらどんな印象を持たれるのか、とても興味があります。
ちょうど今、コンセルヴァトワールに留学中なんですよ^^;

投稿: paienne | 2007年6月14日 (木) 07時50分

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