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川嶋あいのボーカル力

川嶋あいファンの友人Kさんから、先週、お薦めのCDを借りてきた。

「大切な約束 もう1つの約束」(06年10月)

「Piano Songs ~路上集2号~」(06年8月)

Photo_28 正直、ここまでのボーカル力があるとは知らなかった。例えて言うと、「声」を「楽器」とする一流演奏家のようなのだ。みずからの表現したいことを、すみずみまでコントロールして声を操っている、とでも言ったらいいのだろうか。

とくに、フレーズの切れ目で伸ばす音のビブラートが絶妙だ。こんなにも、波の間隔と振れ幅の大きなビブラートは、他のボーカリストではいっさい聴いたことがない。独特な味わいがある。

とは言え、このビブラートを多用する訳ではない。全く使わない曲もあるし、「どんなときも」の1曲のなかでも、前面に押し出してくるところと、あっさりとフェイドするところが、交互に使い分けられる

また、声の「入り」を、弦楽器の「入り」のように扱う箇所がある。ややくぐもった感じで入ってから、すぐに透明な声に持っていく。みごとだ。

そして何より、この透明感あふれる声質はタダモノではない。こわれそうなほどに繊細ながらも、一切の乱れを見せず、安定して響いてくる。別れ、出会い、感謝。。。10代から20代前半のそんな思いを伝えるのには、ぴったりだ。

さらに、この声は音域や曲によって、質感が全く変わってくる。というか、変えているのだ同じメロディに異なる歌詞をのせた、「大切な約束」と「もう1つの約束」を聴き比べると、かなり驚かされる。

ところで、「もう1つの約束」のアコースティック・ギターは、自宅のオーディオを非常によく鳴らした。もともと、アコギが得意なオーディオシステムなのだが、これはなかなかにすごい。川嶋のボーカルとあいまって、絶品の音質感だ。

クレジットを見ると、おぉ、吉川忠 なるほどと納得してしまいました。

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「音楽(クラシック以外)」カテゴリの記事

コメント

「吉川忠英」!!で反応してしまいました。
14歳の頃からのファンです。今やアコギの長老。氏が奏でる音色は天下一品でございます。

投稿: T.A | 2007年4月 5日 (木) 17時47分

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