« さらに2公演のチケットを購入 | トップページ | 川嶋あいのボーカル力 »

ウルトラセブン第35話「月世界の戦慄」(ザンパ星人、ペテロ)

●ダンを疑うキリヤマはひど過ぎ & ダンの無事を祈るアンヌがいじらしい

月面が舞台となる本作品の放映日は、1968年6月2日。アポロ11号によって、人類が初めて月面に第一歩をしるした1969年7月20日の約1年前である。世界的にも、月面着陸への関心が高まっていたさなかの作品だ。

話は、第13話「V3から来た男」に続き、キリヤマとクラタの友情が前面に描かれる

月基地で原因不明の爆発。キリヤマとダンはホーク1号で、クラタとシラハマも月に向かう。久しぶりの一緒の出陣に、旧交を温める、クラタとキリヤマ。なんでも、3年前にザンパ星人の船団を全滅させたとき以来だそうだ。

しかし、あやしいモノを見つけるといきなり攻撃する地球防衛軍のことだ。3年前のことは、地球人側に正当性があったのかは、非常に疑わしい

キリヤマのライターの火が燃え過ぎる。酸素が流れ過ぎだとか。計器異常が起こる。キリヤマは、「ダン、おまえ、まさか」と部下を疑い、疑惑の目で見る。さらに「この中には二人しかいない」と。

しかし、あんまりな話だ。キリヤマはビラ星人のときも、外部の人間の言うことを信じてダンをいきなり独房に閉じ込めたが、今回もひど過ぎる。例え入隊のいきさつが唐突だったとしても、いったん入れたなら部下を信じないとな~。

実はこの原因は、シラハマを2日前に殺して化けていた、生き残りのザンパ星人の遠隔操作によるものであった。シラハマの姿のザンパ星人は、月面基地でクラタを襲う

Photo_26あっさりザンパ星人を倒すと、ペテロが現われる。月での人間の動きは地球とあまり変わりがなかったが、セブンの動きは、「月では重力が軽い」ということを反映させたものだ

急に夜になり、零下180度の月の夜に苦戦するセブン。戦闘シーンが長い。隕石が落ち、その光のエネルギーで立ち直ると一気にワイドショットで倒す。

今回はダンを待ち、笑顔で出迎えるキリヤマ。クラタとの友情を確認し、エンディング。

本作で特徴的なのが、アンヌの描かれ方だ。まず、調査命令が下る最初のシーンからして、一人だけメディカル服。計器異常のときは、本部で不安そうにうつむき目を伏せる。そしてセブンの危機では、外で心配そうに月を見上げる。その月に暗雲がたなびく。ラストでもう一度月を見上げ、「帰ってくる、きっと帰ってくるわ」とつぶやく。

登場シーンはすべて、銃後で恋人の安全を願っている、ただの女の子のような存在としての扱いだ

最後に、一つ気になっているのは、ザンパ星人の命名。沖縄の残波岬(ざんぱみさき)と関係があるのだろうか

(写真:「怪獣wiki特撮大百科事典」より)

↓他の作品は、当ブログのウルトラセブンカテゴリーでどうぞ!(更新中です)

http://paienne.cocolog-nifty.com/blog/cat2841666/index.html

|

« さらに2公演のチケットを購入 | トップページ | 川嶋あいのボーカル力 »

「ウルトラセブン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/96638/5732748

この記事へのトラックバック一覧です: ウルトラセブン第35話「月世界の戦慄」(ザンパ星人、ペテロ):

» ウルトラ警備隊西へ [ロボット大好き!]
ウルトラシリーズ最強のロボットといえばこいつ 「キングジョー」ほぼ無敵です(笑) ウルトラセブンが殴ったり蹴ったりしてますが 効くわけないし(爆) コンピューターがオープンリールなのが 時代を感じさせますね。 ...... [続きを読む]

受信: 2007年3月21日 (水) 16時12分

« さらに2公演のチケットを購入 | トップページ | 川嶋あいのボーカル力 »