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プリンツ(cl)ウィーン室内合奏団のモーツァルト「クラリネット五重奏曲」

月曜、会社の帰りに新宿のタワーレコードに立ち寄った。先週金曜に聴いた、シュニトケの「夏の夜の夢、ではなくて」のCDを探そうと思ったのだ。結果、この曲はおろか、シュニトケのシュの字も見つからなかった

Photo_23 ふと気付くと、タワーのポイントカードの期限が今週末に迫っている。で、プリンツのクラリネット、ウィーン室内合奏団によるモーツァルト「クラリネット五重奏曲」のCDを購入した。

うちに帰って調べてみたら、この曲のCDは、これで9枚目。他の8枚のクラリネット奏者は、ウラッハ、マイヤー、ランスロ、シフリン、ライスター2種、ブルンナー、フックスだ。

この曲は、高校時代にクラリネットを始めてしばらくして、まだそんなレベルに達していないのにもかかわらず、スコアを買ってひたすら練習、かなり無理やり吹けるようになった曲。この曲とともに、指がまわるようになったようなものだ。

「幸せ」を音楽にしたら、どんな曲になるのか? という問いがあったならば、その答えのような曲だ。一般的には、モーツァルトはクラリネット協奏曲のほうが有名だ。しかし、自分としては、はるかに五重奏のほうが好き。自分の周囲でも、クラリネット吹きには、そういう人のほうが多いようだ。

そして今回買ったプリンツ版。なぜか、こんな名盤が抜けていた。聴いてみると、いい意味でもやや悪い意味でも、これがウィーンの香りです、というのを必要以上に前面に押し出したような演奏だった。とくに4楽章は、少しやり過ぎな感じまでしてくるぐらい^^;

録音が1979年というのは、嬉しい。自分が東京文化会館で、生でプリンツを聴いたのが1978年。まさにあの頃聴いたプリンツの音が、再現されるかのようだ。

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「音楽」カテゴリの記事

コメント

「幸せ」を音楽にしたら、どんな曲になるのか?
ってフレーズに誘われて私も家中のCDを探してみました。
そしたら、我が家にもありました♪
モーツァルト「クラリネット五重奏曲」!!!
(ウチのはライスターさんでした)
最近必要に迫られないとクラシックを聴くことがなかったので、すごく新鮮で癒されました・・まだまだ頑張れそうです(*'ー'*)♪

投稿: かれん | 2007年3月 1日 (木) 19時24分

あの記事で探して聴いてくれて、しかも癒されたとは、感激です^^ 
ライスターの録音は何種類かありますが、
・1965年 ベルリン・フィルハーモニー・ゾリスデン
・1981年 ウィーンSQ
・1988年 ベルリン・ゾリスデン
のどれかですか?
うちにあったということは、お父様かお母様が趣味で買っていたとか?

投稿: paienne | 2007年3月 1日 (木) 21時32分

ウチのは1965年ベルリンでした~
母もクラッシックは好きなのですが一番好きなのは祖父です。
(父方ですが。ややこしくてスミマセン;;)
祖父は自分の気に入ったものはくれちゃう習性があるので(いい意味です。笑)、いつの間にか我が家にもCDが増えちゃってるってわけなんです。

投稿: かれん | 2007年3月 2日 (金) 07時55分

拙宅は家出したクソ親父が殆ど全部クラシックレコードを持っていってしまいました(悪い意味で)。昔は学校の音楽の時間に聴いた曲を探せば必ずあったのですが、残念・・・。
所帯を持った時に密かに持ち出したお気に入りの数十枚のクラシックレコードが親父の形見となってしまったですなぁ、あはは。1960年代の見本盤レコード(なので全部タダ)ばっかりですけど、値段を見ると今のCDと余り変わらない。当時大卒の初任給が大体6千円~7千円の時代に2千円もしていたレコードは庶民には到底手が出なかったものと思われ。

お邪魔虫、脱線書き込み、失礼致しました
m(__)m

投稿: T.A | 2007年3月 2日 (金) 15時26分

かれんさんへ

1965年ベルリンですか~。僕も持ってます。いい演奏ですよね^^
しかし、自分の気に入ったものはくれちゃうって、いい人ですね^^;そうすると、自分の手元にはなくなるのでしょうか? もしくは、同じものをまた買うのでしょうか??

投稿: paienne | 2007年3月 2日 (金) 23時27分

T.Aさんへ

家出したとか、形見だとか、笑っていいんだか悪いんだか、微妙ですよね~^^;
しかし、お父様がそこまでクラシックファンだったって、知りませんでした。1960年代のC社のレコードですよね。ちなみに今回の記事のプリンツ盤も、DENONレーベルのものです。
レコードの価格は、今も昔も変わらないものの1つですよね。CDの出始めは3800円ぐらいでしたけど、すっかり需要の拡大とともに価格も下落しましたし。

>到底手が出なかったものと思われ。

これは黒板家の長男の本歌取りですね(笑)

投稿: paienne | 2007年3月 2日 (金) 23時35分

こんばんは 遅くにすみません。

私も棚を探しました。1981年ウィーンSQです。
1950年代後半からLPレコードを購入したのですが、とにかく高かった。真空管のアンプ、オイルダンプ・アーム、スピーカーは福音電機、パイオニアの前身です。50年も前のことです。

投稿: sound box | 2007年3月 3日 (土) 21時41分

sound boxさん

こんばんは!
1981年のライスター/ウィーンSQは、井阪氏プロデュースのカメラータ盤ですよね? 私も、愛聴盤です!
LPレコード、今はどうしていらっしゃいますか? きっと、貴重盤の数々をお持ちでしょうね~。
レコードが高かったからこそ、一枚一枚への思い入れも強かったのでしょうね。中古盤を探したり、廉価盤から選んだり。。
私は、自分でLPを買い始めたのが70年代前半でした。sound boxさんの買い始めの時代よりは、買いやすくなっていたのだとは思いますが、1枚を買うのに、あれこれと思案していたのが、懐かしいです。

>スピーカーは福音電機、パイオニアの前身

う~。。残念ながら、不勉強で知りませんでした。当時、その組み合わせは、どのぐらいの価格だったんでしょう?


投稿: paienne | 2007年3月 3日 (土) 22時18分

アンプは春日無線電機です。トリオに変わりそしてKENWOODに。スピーカーBOX高さが1メートルくらい。レコードは止めて生を、東京文化会館、文京公会堂、共立講堂など。当時は渡辺暁雄の日フィルが盛ん。
カメラも月賦でペンタックスを買ったり、懐かしき青春時代。中野区にいました。
仕事で世田谷区ほか全部廻りました。三軒茶屋の路面電車など。。。

投稿: sound box | 2007年3月 4日 (日) 07時08分

sound boxさん

そうなんですか! 大変僭越ながら、sound boxさんは、私の先達ですね^^

>レコードは止めて生を、

すごくわかります。私も、平日に演奏会に行く習慣ができてからは、すっかり生が増えて、CDの購入が減っています。

東京文化会館は、私も70年代はかなり行きましたが、その後ホールが増えて行く機会が減りました。たまに行くと、演奏会の歴史が刻まれてきた深みを感じますよね。

渡辺暁雄と日フィルは、まさに指揮者とオケの蜜月時代でしょうか。シベリウスを聴いてみたかったです。

>中野区にいました。仕事で世田谷区ほか全部廻りました。

いやいや、私も中野区には、20代の頃住んでました! 丸山陸橋の近くです。玉電も懐かしいですよね。


投稿: paienne | 2007年3月 4日 (日) 11時11分

今頃レスです(;^_^A
祖父は自分用にもちゃんと買っています。
母や私がクラッシクを聴く事は祖父にとってはすごく嬉しいことみたいです。
朝起きて夜寝るまでオーケストラが流れてないと気がすまないような人なんです(しかも大音量で。苦笑)

投稿: かれん | 2007年3月 5日 (月) 08時16分

う~ん。いいおじいちゃんだな~。一度お目にかかりたいです(笑)。
それから、演奏会、前回よりはなんとか無事だったみたいですね。おつかれさまでした!

投稿: paienne | 2007年3月 5日 (月) 21時30分

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