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ウルトラセブン第31話「悪魔の住む花」(宇宙細菌ダリー)

●15歳の松坂慶子にあやつられるアマギに感情移入。。

セブン全49話の中でも、最も有名な作品の一つ。ゲストの松坂慶子さんは1952年7月生まれだから、1968年5月放映の本作出演時は、15歳。当時本作を見た日本中の小学生男子が、全く無名な存在の彼女に萌えたことは、想像に難くない。

私自身も、 「ひとりぼっちの地球人」 「盗まれたウルトラアイ」とともに、勝手に「叙情三部作」と名付けている、昔から好きな作品です。

美しい花々のなかを駆け回る、楽しそうな3人の少女。メルヘンチックなオープニング。カオリは、落ちてきた花びらにキスしたとたんに倒れる

民間人の体調不良なのに、カオリはなぜか地球防衛軍に運ばれる。カオリは、急激に血小板が減る病気にかかっていて、その原因は宇宙細菌ダリーの仕業だった。ダリーが巣食っているせいで、カオリは吸血鬼となり、看護婦を襲う。そして、アマギを背後から棒で殴り、微かに笑う

その後もカオリは眠っていたかと思うと、基地内を徘徊する。口から白いガス状の気体を噴霧し、基地の隊員はじめ、キリヤマとアンヌも倒す。(のちに、「松坂慶子さんの無名時代の映像」として、テレビでさんざん採り上げられたシーンだ。ここで笑いをとるとは、に忌々しい

そしてカオリは、まだケガの癒えないアマギに今度は明確に微笑みかけ、あやつるように連れ去る。アマギがお気に入りのようだ。かなり萌える。真夜中の遊園地、カオリとアマギは、メリーゴーラウンドに2人で乗る。幻想的なシーンだ。

魅力的だけれども、自分の身を滅ぼすかも知れない悪魔のような女。。そうわかっていても、つい言うなりになってしまう。そんな男ごころ、よくわかります^^; 

駆けつけるソガとダン。一人、木馬の上で倒れているアマギ。逃げ去るカオリにショック弾を撃つ。悲鳴をあげて倒れる。このへんの悪女な感じもまたいいかも。。

彼女を治してやってほしい、と医師に必死に懇願するアマギ。完全に妖しくも美しいカオリの「とりこ」となってしまっている。ミクロ化したセブンは、カオリの体内でダリーを倒し、一件落着。(セブンの記述はそれだけかい)。

ラストシーンがまたいい。リハビリ中なのか、メディカル服のアンヌとカオリが花畑にいるところに、ダンとアマギがポインターで現われる。アマギを見て、「あの、お会いしましたわ。どこかで」、とカオリ

ダンにダメ出しされるまでもなく、首を振るアマギ。いっときの恋心を押し殺し、任務を優先させるストイックな精神が清々しい。しかし、すっかりアマギに感情移入している視聴者は、なんとももどかしい。

真っ赤な花を一輪プレゼント。弦のトレモロとハープのアルペッジョがクレッシェンドし、その花のアップで終わる。

ウルトラセブンでは、基本的に「地球人と宇宙人との共生」がモチーフにある作品が見応えがあるのだが、この作品だけは特別です(笑)。

美少女は永遠ですね。7歳だった初回放映時も、40代の今も、感想は全く変わりまへん^^;

→他の作品は、当ブログのウルトラセブンカテゴリーでどうぞ!

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コメント

今回はいつものセブンシリーズよりも力入ってません?(笑)
paienneさんがいかにこの作品に思い入れがあるかひしひしと伝わってきました~
特にアマギさんとカオリさんの形容の部分が面白かったです♪
ホントに好きなんですね~w

投稿: かれん | 2007年2月19日 (月) 19時20分

セブンの記事まで読んでもらって、ほんとありがとうございます^^;

やっぱり、わかります?(。-_-。 )人( 。-_-。)
改めて観て書くなかで、この作品ってセブンっぽくなく特別編って感じがしました。。
小学生の頃に観てたテレビやマンガなんかを今観ると、当時の萌え感を思い出して、懐かしくも照れくさいですね~(*^.^*)

投稿: paienne | 2007年2月19日 (月) 21時54分

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一人の小説家の堕落人生を描く官能映画で、あんまり僕は好きじゃないんだよな・・なんと言いますか、得るものが無くて・・・。ただ、煩悩に振り回されて、だらしないだけの男を描いただけじゃん? 松坂慶子の露出度満点な濡れ場は良かったけど [続きを読む]

受信: 2007年3月17日 (土) 20時55分

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