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ウルトラセブン第24話「北へ還れ!」(カナン星人)

●フルハシ母が泣かせる人情もの

母が病気と聞き、北海道に帰郷するフルハシ。でもそれは、牧場を継がせたい母親の嘘だった。

「セブン セブン セブン」(ひし美ゆり子著)によると、ロケ地は清里だとか。そう言えば、冒頭の高山をバックに走る2両連結の列車のシーンは、国鉄小海線を走っていた蒸気機関車C56の、有名な撮影ポイントのような気がする。

また、駅も言われてみれば清里駅のような気がしてくる。自分はこの放映の翌年から4年間、小学校の林間学校で清里に行っていたので、なんとなく雰囲気に記憶がある(確かではありません)。

フルハシ母は上京するが、フルハシは北極上空での事故の調査に行き、ホーク3号が操縦不能になってしまう。このままだと、民間航空機と20分後に衝突。自爆装置をセットして脱出しようと試みるが、脱出装置も故障。このままでは死んでしまう。

緊急でフルハシ母を呼ぶキリヤマ。宿舎で相撲を見ているフルハシ母。「寄り倒し、柏戸の勝ち」、とのアナウンス。上著によると、大鵬対柏戸戦とのことだが、大鵬、というアナウンスはないし、画像では判別できない。

放映は昭和43年3月17日、大阪場所中で大鵬は全休。撮影はそれ以前のはずだが、1月東京場所、前42年11月九州場所ともに、大鵬が途中休場しているとの資料があり、柏鵬戦はなかったはず。本当にこれは柏鵬戦なのだろうか。(このへんももう少しファクトを集めます。。)

息子の危機を知らず、本部でフルハシと話す母。

「私の声も北極まで飛んでってるんだねえ」(母)

「北極まできて寒い寒いと震えてらあ」(フルハシ)

このネタで執拗なまでに笑う2人。笑いながら涙が滲むフルハシ。泣かせるシーンだ。

北極の地につくダン。実はカナン星人のロケットの灯台を見つけ、なぜかまずウインダムを繰り出すダン。時間がないのだから、セブンになって行けばいいのに。やはり、寒いと慎重になるのだろうか。次回のポール星人の伏線か。

ウインダムは電子頭脳に攻撃を受け、逆にダンに迫ってくる。ダンはセブンに変身し、情けない部下をフザケルナと恫喝するかように、高圧的に腕組みする。そしてゆっくりとウインダムをお仕置き。フルハシに危機が迫っているのに、のんきだぞ

叙情派(と自分で呼んでます)市川森一脚本のセブン2作目。このあと、自分の好きな市川作品が続きます。

★追記★

その後、ひし美ゆり子さんのBBSを見たところ、私が清里駅かと思った駅は、その隣りの標高第1位、野辺山駅だそうです。

また、柏戸の対戦相手は、やはり大鵬ではなかったそうです。あんなに一方的に大鵬が柏戸に負けた一番って、昭和38年9月場所、14戦全勝の楽日決戦ぐらいと思いますし。相手は気になるものの、不明なままですね。。

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