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ウルトラセブン第19話「プロジェクト・ブルー」(バド星人)

●顔も設定もかなり怖いのに間抜けなバド星人

ミヤベ博士は、月と地球を磁力で包み込む地球防御バリア「プロジェクト・ブルー」を開発中だ。

事件がなくてヒマなフルハシ。「そんなものができたら、ますますヒマになりますね」。さすが高度成長期の1960年代。今なら真っ先に失業の心配をするところだろう

しかしミヤベ博士。地道な技術者で40歳過ぎと見受けられるが、派手な外国人女性と結婚したものだ。妻のグレイス(リンダ・マルソン)はどう見ても30歳前ぐらい。しかも美人でプロポーションも抜群、ワンピースが似合う。なかなかやるな。ミヤベ。

暖炉の前で、誕生日プレゼントにドレスを渡すミヤベ。流暢な日本語を話すグレイス。まるで、アメリカのホームドラマのようだ。

翌朝、リビングのテーブルと床がいきなり浮き上がり、地下への階段が現われる。いつのまにこんなものがと、階段を降りるミヤベ博士。すると床がしまってしまう。いくらなんでも、不用意だろう。

ミヤベ博士が拉致されて不在の家に帰ってくるグレイス。姿を現さずにグレイスを脅かすバド星人。このへんは、なかなか怪奇ものの様相を呈してくる。

姿を現し、グレイスに迫るバド星人。しかしこれほど不快感のある顔も珍しい。知り合いのS氏に少し似ている。間一髪でダンとアンヌが到着。先に撃てばいいのに、撃たずにウルトラガンでやられるあたりは、非常に情けない。

巨大化してのセブンとの対決シーンは、完全にプロレスモード。助けを乞うと見せかけ凶器のメリケンサックでセブンの顔面を攻撃したり、フライングボディプレスを試みたり。当時は日本プロレスと国際プロレスがゴールデンタイムに放映してたはずだから、かなり影響を受けたのだろう。

あっさりバドを倒し、地球を破滅させる爆弾を回収するため、鏡の中に入っていくセブン。それを追って、鏡にアゴと口をぶつけるアンヌは、なかなか可愛い

Photo_8本部に戦果を報告するダン。「全部ウルトラセブンの働きです」と告げ口するアンヌ。「こいつぅ」と頭を小突くダン。相変わらずいい感じですね。

それにしても、プロジェクト・ブルーの障害がなくなり、これが完成したら、以後の話が成り立たなくなるのだが。

(写真:「怪獣wiki特撮大百科事典」より)

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コメント

ギャアギャア怖がる外人の奥さんも怖かった。
ミヤベ博士役の役者さんは「ウルトラQ」で巨人になっっちゃった人?でしたっけ。その時の恋人役の女優さんはワイアール星人の回の何とか隊員の奥さん役?でしたっけ。
昔のウルトラシリーズにゲスト出演していた無名の役者さん達は個人的にはとても有名なので可笑しいです(^^)

投稿: T.A | 2006年12月 4日 (月) 12時14分

また、時代が時代だけあって、東宝の女優さんたちが、やたらきれいなんですよね。ウルトラQのペギラに出てた女性も、めちゃめちゃ美人で、びっくりしました。

投稿: paienne | 2006年12月 4日 (月) 22時50分

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