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ブラームス交響曲第4番のこと

来週の23日は、チョン・ミョンフン指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団で、ブラームスのヴァイオリン協奏曲と交響曲第4番を聴く。

(★この演奏会については、下記の記事『11月23日 チョン・ミョンフン指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団演奏会』をご覧ください)

http://paienne.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/1123__0467.html

ブラームスの交響曲第4番は、中学生の頃から非常に好きな曲の1つだ。生で聴くのは5年半ぶり。2001年3月29日オーチャードホール、クリスチャン・アルミンク指揮新日フィル以来だ。

また、今まで生で最も感動したのは、1980年6月10日東京文化会館、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ベルリン放送交響楽団によるものだ。このときは、原因不明の重い体調不良が続いていて、そんな逆境で聴いたこともあって感動のあまり涙したのを思い出す。

また、これまでよく聴いたディスクは、下記の3枚。

・ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団 1959年

・カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー 1975年

・カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー 1980年

この曲はとにかく奥が深い。年齢を重ねて聴く度に、新たな側面が見えてきて、どこまで味わい深くなるのかと思う。

今回、演奏会を前にして、ワルター盤を聴いている。よく「孤独と情熱」と表現されるこの曲の、今回聴いた印象をあえて言葉にするとこんな感じだ。

第1楽章は、甘美で残酷な強い力が、切迫感をもって押し迫る。葛藤の末、遂にその力に抗えずに第1主題の再現で一体化してしまう。そして第4楽章では、一体化した状態で、なお抵抗と屈従を繰り返すが、壮絶に力尽きる。甘美で残酷な誘惑。。それは死以外には考えられないのかも知れない。

1833年生まれのブラームス、52歳になる1885年の作品。最晩年の1891年の名曲、クラリネット五重奏曲ではもっと枯れた味わいになってくるが、ここでは確かにまだ甘く情熱的な絶望が切々と表現されている。

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