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ウルトラセブン第17話「地底GO! GO! GO!」(ユートム)

●なぜダンと同じ顔に気付かない? なぜ地底文明をただ破壊する?

まず、この情けないタイトル。もう少し、なんとかならなかったものか。

ダンと1人2役で登場する、炭鉱で働く青年、サツマジロウ。落盤事故で地底に閉じ込められる。

実はサツマジロウは、セブンが初めて地球にやってきたときに命を助けた男性。セブンはジロウの勇気に関心し、魂と姿を借りたのだった。サツマジロウは、セブンとダンの「分身」なのだそうだ。

でもよく考えると(考えるまでもなく)、「分身」はセブンとダンのほうだろう。また炭鉱の人たちは、ジロウとまったく同じ顔をしたダンを見て、なぜ何のリアクションもないのか。

それに、ダン、もしジロウを助けて防衛軍の仲間にジロウの顔を見られたら、自分の正体を怪しまれてしまう、という不安はなかったのか。まったくみんな脳天気だよなぁ。

そして発見される地底都市。そこを管理するユートム。ユートムが弱くって、撃たれるとヒザをついて前に倒れる動きは、子供心にも間抜けで、よく真似してた覚えがある。

捕らえられたダン。ウルトラアイを別の場所に置かれ、手が届かない。そこでなんかのリモート装置で空中を移動させ、セブンに変身する。こんな便利な装置があるのなら、他にも使えたときは、いくらでもあるだろう。

そして助け出されたサツマジロウ。目に包帯をしているとは言え、ダンと同じ顔なのに、炭鉱ワーカーもウルトラ警備隊員もノーリアクション!!

そして、あそこまでの地底都市と文化と生物(ロボット?)を、ただ爆破してめでたしめでたし、でいいんだろうか

のちの「ノンマルトの使者」では、先住民族ノンマルトを破滅させることへの是非が問われるが、ユートムは浮かばれないよ。平和に暮らしてたのに。

それにしても、突っ込みどころ満載の一作だ。思い付きで作ったんだろうか。せっかくシリーズ全体が、異星人との共存という深いテーマをモチーフにしているのに、こういうのも結構あるからなあ。

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