« 千葉まで往復120km走行 | トップページ | ブセナテラスからの手紙 »

ハイドン交響曲第82番「くま」

ふと気付くと、最近クラシック音楽ネタを書いていなかった。7月の東フィル演奏会は沖縄旅程と重なってヤフオクで売ってしまったし、昨日5日の「シェエラザード」も結局買えずじまいで、ちょっと演奏会があいていることも影響している。家では、ジョアン・ジルベルトばかり聴いているし。

そんななか今日は、9月5日、6日と2夜連続で行く、新日フィルと東フィルのサントリー定期の予習のため、演奏曲のCDを書庫からピックアップ。まずは最も期待していない、ハイドン交響曲第82番「くま」を聴いてみた。ところがこれが思いのほか、びっくりするほどよかった!

まず、先に割引くべくポイントを2点。自宅で聴く分には、30人編成だろうと80人編成だろうと同じ音量で聴くところだ。きっとハイドンの編成なのに、インパクトとしては、リヒャルト・シュトラウス並みの音圧で聴いたのだろう。また、演奏がバーンスタイン指揮ニューヨークフィルの60年代の演奏ということもある。とにかく「行ってこい」で、いいとこどりのドラマティックな演奏が特長のこのカップリングの演奏は、少し割引かないとあとで痛い目に合うのは先刻承知ずみだ。

しかし、よかった。退屈で平凡というハイドンにつきまとう自分の先入観を、まったく覆した。瑞々しく生命力を持った弦の響きは、清新な勢いをもって胸に届いた。なんということのない和音の推移や転調が、耳に新鮮だった。

飯森豊水氏によるCDの解説を読むと、この曲は「パリ交響曲集」6曲の最後に作られたとのことだ。「ハ長調交響曲には、祝祭的な作品が多いが、この曲はとくに1、4楽章の力感が出色もの」なのだそうだ。納得できる解説。

それにしても、今期の新日フィルのサントリーホールシリーズ第1回の9月5日は、そもそもベルリオーズ「夏の夜」とダフニスとクロエ第1第2組曲を楽しみにしていたのだが、これにハイドンも加わった。まあ、2階席の真ん中へんから聴く小編成のハイドンが、どういうふうに聴こえるか、というのはあるのだが・・・。

ハイドンの「パリ交響曲集」。2枚組のバーンスタインのCDで、他の曲も聴いてみたくなった。

|

« 千葉まで往復120km走行 | トップページ | ブセナテラスからの手紙 »

「音楽」カテゴリの記事

コメント

急いで聴いてみます。

投稿: | 2006年8月 6日 (日) 21時18分

私もその演奏会に行く予定。そんなにハイドンっていいものだった?早速聴いてみます。CDあったかなあ。

投稿: | 2006年8月 6日 (日) 21時20分

全く飽きずに4楽章まで聴けましたよ。書いたように、演奏とオーディオ環境も大きいかも。あのあと、音質の悪い環境で聴いたら退屈だった(笑)。
ところで、ぜひお名前を一筆!

投稿: paienne | 2006年8月 6日 (日) 21時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/96638/2956902

この記事へのトラックバック一覧です: ハイドン交響曲第82番「くま」:

« 千葉まで往復120km走行 | トップページ | ブセナテラスからの手紙 »