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2006年6月24日日フィル横浜定期演奏会(2)

「6月24日日フィル横浜定期演奏会(1)」から続きます。)

「クオレマ」より「鶴のいる風景」も、たぶん演奏会では初めて聴く。

途中から印象的に入るクラリネットが「鶴の声」だということを、初めて知った。CDでしか聴いていなかったので、こんなにもこの部分のクラリネットが、立体的に強く楽曲を支配することも初めて体感した。

しかし、クラリネット、入り方が見事だった。タンギングを意識させないまま、かくも強く入れるものかと感心した。

さてさて、メインの「交響曲第7番」

もちろん、このマイフェイバリットの曲を聴けた感動は大きかったし、十二分にいい演奏だったと思う。

が、なぜか、これまでこの曲を聴いたときのような、「音が宇宙から降りてきて、自分が宇宙につながっていくような霊感的な感動」までには、至らなかった

まず、弦に対して、「氷」「光」「白」といった響きに対応すべく五感を準備させていたら、とても「木目」調な音で展開したこと

みなとみらいホールは、以前自分で「大理石っぽく硬質なのに暖かく柔らかい音」と表現したことがあったので、なおさら不思議な感じがした。(そういう先入「感」こそ排除すべきなのだが)。

そして、前半最大の聴きどころである、60小節めのトロンボーンソロまでのもって行きかたも含め、全体的に「カレリア」の演奏と比較すると、淡々とした感じがした

今回、満を持して、みなとみらいでは初めての2階センターのS席にしたことも影響した気もする。意外とステージとの距離感があり、音がきれいにまとまって聴こえる代わりに、拡がり感が失われてしまったこともあるのかも知れない。

しかし、井上道義氏、シベリウスの指揮をとても楽しんでいたように見えた。もともと好きな指揮者の一人ではあるのだが、今日でまた少し「好き」が増した気がする。

「6月24日日フィル横浜定期演奏会(3)」に続きます。)

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